2017.04.07

スペシャライズド・レーシング・ジャパン所属、平林安里のオフトレーニング内容をご紹介します!

平林安里選手、プロ2年目のシーズンが間もなく始まります。平林選手ならではの、オフシーズントレーニングの様子をご紹介します!

こんにちは!Specialized Racing Japan XCOライダーの平林安里です。

平林安里選手着用 SL PRO ジャージをチェック>

いよいよ、待ちに待ったレースシーズンがスタートします。
2016年シーズンはナショナルランキング4位、全日本選手権U23優勝でした。2017年は昨年の成績を大きく上回り、世界選手権で上位に入るためにも充実したオフシーズンのトレーニングを過ごしてきました。

その一部をご紹介します(動画です)。

このように、雪の多い長野県白馬村でもFATBOYでトレーニングを積み重ねてきました。動画でご紹介してるファットバイクさえあればどこでも走れますよ!

平林選手も愛用するFATBOYの詳細はこちら >

さて、先日はトレーニングのためにレースへ参戦させて頂きました。

大会名:CSCクラシック 開催期間:3月19日
カテゴリー:エリート リザルト:1位

使用機材:
バイク:S-WORKS EPIC FSR WC >  
タイヤ:SPECIALIZED FAST TRAK CONTROL  >
サングラス:OAKLY RADAR EV LENS:PRISM TRAIL >

天候:晴れ コースコンディション:ドライ

今まで、スキー競技が中心の冬を過ごしていましたが、今年は自転車中心で過ごした初めての冬となりました。雪深い地域に住んでいる事をハンデと思わず、積極的に雪の中で積み重ねた練習の効果が、どのような感じで出るのか楽しみだった。

レース前日に会場入りをしてコースを走った。コースは1周が2.7kmでアップダウンが少なく、ハイスピードなコースだった。ダートを走るのは2月の菖蒲谷以来、3週間ぶりだったので、インターバルなどを含めて多めに走った。

レース当日

6:30に会場入り、7:20からゆっくりとコースを1周した。9:50からアップを始め、30分ほど軽いギアで回しながら漕いだ。

10:30、スタートの合図と共にレースが始まった。上手く先頭に立つ事ができ、そのまま長い直線の登りに入った。

しかし久しぶりのスプリントに足が上手く回らずペースを上げる事ができないまま2番手に後退。その後、ダウンヒルセクションの出口でペースを上げ再び先頭に立った。

1周目を終える頃には2番手の選手と差がついてきたので、ここからは自分の力を出し切るように意識して走った。

しかし、なかなかイメージしていたようにペースを上げる事ができなかったが、周回を重ねるごとに少しずつ足が回るようになってきたので、レース後半ペースを再び上げてみた。

だんだん体がレースの走りを思い出してきて、良い流れを掴みながらトップでフィニッシュラインを越えることができた。

まだまだ走りには未完成な部分があるが、冬シーズンの練習の成果を感じる所もあり、レースに出ないと分からない課題をはっきり確認する事ができた。

このレースで得た課題をしっかりと克服して、開幕戦からコンディションを上げて頑張りたいと思います。

今回もたくさんの応援を頂きました。ありがとうございました!

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