SBCUコウジ先生と読み解く、MTB、その楽しみかた Vol.07 「ビジネスマン・コウジくんの当日入りXCレースの戦い方」

2017/10/25

SBCUコウジ先生と読み解く、MTB、その楽しみかた Vol.07 「ビジネスマン・コウジくんの当日入りXCレースの戦い方」

当日入りの弾丸レース、フルサスと軽量ホイールでの走りを、コウジくん楽しむ。

2017年9月22日の土曜日、50才になった記念にXCレースに再び目覚めたコウジくん。今度は新潟県妙高市で行われたクップ・ドュ・ジャポン(いわゆる CJ、日本最高峰のレースシリーズ)の、一般参加『チャレンジクラス』に出場した。

仕事ざかりのコウジくん50才は今回のレースに向け、前泊せず、当日の会場入りを選択。試走をそのままウォームアップにしてレースに出るという『ビジネスマン・レーサー』スタイルを選んだ。

「週末は雨だと予測して、金曜日にしっかりと雨のレースになることを見越して準備した。それで、現地の試走が午前6時からOKだったから、試算して、午前3時には家を出ればいいなと」

いいなと思っていたが、寝坊。会場到着は8時半。それでも少し試走が出来る時間はある。雨は降ったようだけれども、路面は濡れてる程度。雨は持ちそうだし、気分は少し楽になったコウジくん。

コースを試走。「レーススピードで走るなら、コースを覚えておきたいから」と、終わりになるギリギリまで3周試走した。コースは全般的にイージーだけれども、その分ハイスピードで、かえってテクニックが必要になりそうだ。

「上位を目指すなら、登りをガンバるという、昔ながらの高速クロカンコースだね。作戦としては、下りでは無理せず、その分登りに備えると」

晴れ間も少しのぞいてきた。雨用の装備だが、路面はウェットでもあるしそのままいくと。持っていったものは何にも変えず、走り出した。

「今回の一番大きかったのは、EPICのフルサス・カーボンバイク《EPIC MEN EXPERT CARBON 29》を投入したこと」とコウジくん。

EPIC MEN EXPERT CARBON 29をチェックする>
クロスカントリーレーシングに革命を!新型マウンテンバイク「EPIC」登場>

「下りの安心感っていうのは、言い慣れた言葉だけど、やっぱり感じるよね。ハイスピードな、より攻めたライン取りができる。走っているうちに、ラインに慣れてさらに攻められるっていうのは、フルサスの安心感だと思うんだ。下りなら、タイムが縮められるんだよね」

そして、今回のコウジくんは、さらなる飛び道具を導入した。カーボンリムのMTB用軽量ホイール、Roval Control SL 29だ。軽くて強くて走るホイールである。

Roval Control SL 29をチェックする>

「登りを楽しくしたかったんだ。楽しく走るためには、(小声で)このスペシャライズドジャパンの社員だっていう立場を使って、機材に頼ってみようという感じにした。せっかく50才だしね」

最近の流れとして、XCバイクは下りを漕がない、というのがあるとコウジくん。軽い29erホイールを使って楽しく登り、フルサスのゴージャス感で、流れるように下ってくる。加えて、1x12の変速コンポ《SRAM・EAGLE》も最高だと。前32T、後ろ50T。12段変速で、50T!

「気持ちに余裕を持って上れるのはあるよね。ああ、まだ軽いのある、っていう。でも、だからできるだけスピードを落とさないライン取りが必要なんだよね。フルサスで、無駄に加速減速しない走り」

しかしだ、そんな自分に酔いながら走っていたら、2周目のロックセクションで前の走者に追いついてしまい、慌てたコウジくんコケた。まあ単独でコケただけなので、特に順位も変わらずそのままゴール。

「応援してたみんなが言うには、『登りはともかく、EPICは下りは圧倒的に速く走ってた』って。まあ実際、EPICで走るXCコースの下りは、山道よりも走りやすくて楽しいし、そういった意味では楽しかったよ」

それでコウジくん、結果17位、23人中。

「これをどう見るかはその人次第だけどね。いわゆる、体力でダメなところを、機材に助けてもらうという。今回もバイクに助けられた感じだね」

そうなのだ。例えば登りは、ホイールを履き替えれば速くなる。そして下りはさらに、フルサスに乗ればタイムを縮められる。そうなのだ、フルサスに軽いホイールをつけると、単純にXCは速くなる。50歳を迎えた本気ライダーがたどり着いた、この簡潔で簡単な結論に、異論ある方はいないだろう?

そして次回、コウジくんは、10月14日のCJ富士見パノラマ戦を走る。乞うご期待!

マウンテンバイク その楽しみかた Vol.1 マウンテンバイクのタイヤについて >
マウンテンバイク その楽しみかた Vol.2 EPIC HT について>
マウンテンバイク その楽しみかた   Vol.3 Retul フィッティングについて >
マウンテンバイク その楽しみかた Vol.4 Body Geometry FitとRetulについて >

マウンテンバイク その楽しみかた Vol.5 新しいSW POWER ARCサドルについて >
マウンテンバイク その楽しみかた Vol.6 ブレインショックを調整して快適に乗ろう>

Photo by RyutaIwasaki

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【著者紹介】中村浩一郎
MTBに乗ったり書いたりを続けているMTBライダー&ライター。今回はコウジくんが走る現場に行けなかったのが残念。この間、長野県岩岳スキー場で、新しくできた「フロートレール」に乗ったんだけれど、これ、最高! 11月上旬までしか走れないようだから、みんな、急いで行って乗って! http://www.nsd-hakuba.jp/iwatake_mtb_park/

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2017/10/25

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当日入りの弾丸レース、フルサスと軽量ホイールでの走りを、コウジくん楽しむ。

SBCUコウジ先生と読み解く、MTB、その楽しみかた Vol.07 「ビジネスマン・コウジくんの当日入りXCレースの戦い方」

2017年9月22日の土曜日、50才になった記念にXCレースに再び目覚めたコウジくん。今度は新潟県妙高市で行われたクップ・ドュ・ジャポン(いわゆる CJ、日本最高峰のレースシリーズ)の、一般参加『チャレンジクラス』に出場した。

仕事ざかりのコウジくん50才は今回のレースに向け、前泊せず、当日の会場入りを選択。試走をそのままウォームアップにしてレースに出るという『ビジネスマン・レーサー』スタイルを選んだ。

「週末は雨だと予測して、金曜日にしっかりと雨のレースになることを見越して準備した。それで、現地の試走が午前6時からOKだったから、試算して、午前3時には家を出ればいいなと」

いいなと思っていたが、寝坊。会場到着は8時半。それでも少し試走が出来る時間はある。雨は降ったようだけれども、路面は濡れてる程度。雨は持ちそうだし、気分は少し楽になったコウジくん。

コースを試走。「レーススピードで走るなら、コースを覚えておきたいから」と、終わりになるギリギリまで3周試走した。コースは全般的にイージーだけれども、その分ハイスピードで、かえってテクニックが必要になりそうだ。

「上位を目指すなら、登りをガンバるという、昔ながらの高速クロカンコースだね。作戦としては、下りでは無理せず、その分登りに備えると」

晴れ間も少しのぞいてきた。雨用の装備だが、路面はウェットでもあるしそのままいくと。持っていったものは何にも変えず、走り出した。

「今回の一番大きかったのは、EPICのフルサス・カーボンバイク《EPIC MEN EXPERT CARBON 29》を投入したこと」とコウジくん。

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「下りの安心感っていうのは、言い慣れた言葉だけど、やっぱり感じるよね。ハイスピードな、より攻めたライン取りができる。走っているうちに、ラインに慣れてさらに攻められるっていうのは、フルサスの安心感だと思うんだ。下りなら、タイムが縮められるんだよね」

そして、今回のコウジくんは、さらなる飛び道具を導入した。カーボンリムのMTB用軽量ホイール、Roval Control SL 29だ。軽くて強くて走るホイールである。

Roval Control SL 29をチェックする>

「登りを楽しくしたかったんだ。楽しく走るためには、(小声で)このスペシャライズドジャパンの社員だっていう立場を使って、機材に頼ってみようという感じにした。せっかく50才だしね」

最近の流れとして、XCバイクは下りを漕がない、というのがあるとコウジくん。軽い29erホイールを使って楽しく登り、フルサスのゴージャス感で、流れるように下ってくる。加えて、1x12の変速コンポ《SRAM・EAGLE》も最高だと。前32T、後ろ50T。12段変速で、50T!

「気持ちに余裕を持って上れるのはあるよね。ああ、まだ軽いのある、っていう。でも、だからできるだけスピードを落とさないライン取りが必要なんだよね。フルサスで、無駄に加速減速しない走り」

しかしだ、そんな自分に酔いながら走っていたら、2周目のロックセクションで前の走者に追いついてしまい、慌てたコウジくんコケた。まあ単独でコケただけなので、特に順位も変わらずそのままゴール。

「応援してたみんなが言うには、『登りはともかく、EPICは下りは圧倒的に速く走ってた』って。まあ実際、EPICで走るXCコースの下りは、山道よりも走りやすくて楽しいし、そういった意味では楽しかったよ」

それでコウジくん、結果17位、23人中。

「これをどう見るかはその人次第だけどね。いわゆる、体力でダメなところを、機材に助けてもらうという。今回もバイクに助けられた感じだね」

そうなのだ。例えば登りは、ホイールを履き替えれば速くなる。そして下りはさらに、フルサスに乗ればタイムを縮められる。そうなのだ、フルサスに軽いホイールをつけると、単純にXCは速くなる。50歳を迎えた本気ライダーがたどり着いた、この簡潔で簡単な結論に、異論ある方はいないだろう?

そして次回、コウジくんは、10月14日のCJ富士見パノラマ戦を走る。乞うご期待!

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Photo by RyutaIwasaki

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【著者紹介】中村浩一郎
MTBに乗ったり書いたりを続けているMTBライダー&ライター。今回はコウジくんが走る現場に行けなかったのが残念。この間、長野県岩岳スキー場で、新しくできた「フロートレール」に乗ったんだけれど、これ、最高! 11月上旬までしか走れないようだから、みんな、急いで行って乗って! http://www.nsd-hakuba.jp/iwatake_mtb_park/

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