2016.08.14

KING OF MOUNTAIN:新型ENDUROデビュー

十分な時を経たといえるでしょう。お待たせしました、新型エンデューロが遂に登場です。

新型ENDURO、登場

ルールブックを捨て、すべての必要なフェイズを積み重ね今回の発表に至りました。凝りに凝り、幾多ものテストライドを実施し、そしてたどり着いたのです。Enduroこそ、King of Mountainであると。

10年以上も前にスペシャライズドがEnduroを発売して以来、当初は変わり者だったこのバイクは、現代のトレイルバイクの業界基準へと変貌しました。そして比較的短期間で、このバイクはトレイルバイクがこうあって欲しいというライダーの期待に、新たな基準を設けたのです。時間を進めた現在、誰もが羨む数々の好評を博すバイクとなっています。この新型Enduroは、木の根だらけの急な登りから、手に汗握る下りまでを難なく走りきる、まさに万能なバイクなのです。

もう何年も、Enduroはトレイルバイクのスタンダードを塗り替え、設定してきました。そして今回また、そのジオメトリーを一新し、より汎用性が高く、信頼の置けるバイクになりました。

スペシャライズドは、低めのBBハイト、寝かせ気味のヘッドアングル、業界で一二を争う短さのチェーンステイを用いることで、「モダン」なトレイルジオメトリーを率先して採用しました。

加えて、このバイクはそれらを組み合わせることで、それまでに達成できると考えられていた限界をさらに押し広げる、その特徴とも言えるハンドリング特性を手に入れました。そしてトラベル量も見直すことで、新型Enduroは真のトレイルバイクとなっています。

ホイールサイズに選択肢が欲しい?ノープロブレム。全てが揃っています。650b、29er、そして6fattieと、ライダーの好みに合わせて選ぶことが可能です。 (※ 日本国内では650bのみ入荷)

スペシャライズドが市販車最速となるワールドカップDHバイクを作るために、Demo 8をOhlinsと共同開発したのは秘密でも何でもありません。そして新型Enduroでは、Ohlinsと当社サスペンションチームがその知識と経験を用いて、EnduroとSTX22の両方を共同で開発しました。不要なクリック調整や中途半端なセッティングは過去のもの。この新しい低ヒステリシスシステムは、比類なき操作性と一貫性を提供します。

・応答性、登坂、下りで優れた性能を示す、順応性の高い低速コンプレッション回路。
・Shock Blockマウントハードウエアが、フレームとショックを確実に固定。
・専用チューンを施した高速コンプレッションが、大きな衝撃をしっかり吸収。
・AUTOSAGで、毎回のセッティングが簡単に。
・高速コンプレッション:3クリック ・低速コンプレッション:9クリック
・低速リバウンド:6クリック

SWAT™ インテグレーション

ストレージ(Storage)、ウォーター(Water)、エアー(Air)、ツール(Tools)の頭文字を取ったもの。シンプルな名前の通り、実際にもシンプルです。スペシャライズドはトレイルライダーのために、最もスマートで便利なパッケージを全力で作りました。これで準備不足に陥ることはもう二度とないでしょう。ウォーターボトルケージの裏にしまえるツール、トップキャップの中に収まるチェーンツール、そしてメインとなるダウンチューブのSWAT™ Door ストレージがそのすべてになります。

コンパクトであっても必需品をバックパックに入れて走るというのは、時代遅れです。必要となるものすべては、目立たずスッキリと収納できます。そして最も大切なのは、どのライドでもそれがあなたと一緒だということです。

SWAT™ Doorがライドの必需品を全て収納。チューブ、空気入れ、そしてスナックまで... 普段背負うものをここに入れることで、ライドの質は飛躍的に向上します。

新型SWAT™ CC top cap chain toolは統合されたチェーン&マルチツール。洗練された収納方法で最高のライドを引き立てます。

「すでに素晴らしいバイクに手を加える理由は?」 過去の評判に満足して進化を怠る者もいる中で、私たちは進み続けることにしました。その結果が、このバイクから得られる最高の楽しさなのです。これは嘘ではありません。

ジオメトリー

Enduroの一目でそれとわかるシルエットが改良され、より流線型となりました。その構造は、現代のライダーが求める頑丈さや精確なハンドリングを、より引き立てています。

スペシャライズドは、ヘッドアングルやBBハイトだけに捉われたわけではありません。それぞれのフレームのトラベル量を見直し、増やしました。トラベル量はフレームごとに異なり、最速かつ最も機敏なセッティングが得られます。

・オーバーサイズのベアリング&ハードウエア − バイクへの高まる要求に、より丈夫なベアリングとハードウエアで対処。新型リンクは大きめのベアリングとハードウエアを採用、ベアリングの寿命とバランスだけでなく、フレームのハンドリング特性も向上。
・ネジ式BB−ライダーの声をスペシャライズドは実現。ベアリング寿命を延ばし、異音を排除。
・ケーブルは内臓式 − ケーブルのたるみや絡まりを排除。
・ケーブルはヘッドチューブから、ダウンチューブと同じ長さの個別に設けられたモールドチューブへ。ケーブルを手探りで通す面倒な作業が不要に。
・ケーブルは引っかかりや変形を減らすべく、BB上を通過。より安定し、素早い変速が可能に。

日本国内で展開する新型ENDUROはこちら

S-WORKS ENDURO 650Bをチェック > 

ENDURO ELITE CARBON 650Bをチェック > 

ENDURO COMP 650Bをチェック > 

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