ウルフパック、日本上陸! ジャパンカップ2023プレビュー
Tarmac SL8を駆るあの蒼き狼たちが来日。アジア最高峰のレースであるジャパンカップサイクルロードレースを走ります。
TOP画像:©Wout Beel
ワールドツアーに次ぐプロシリーズに認定される日本で唯一のワンデーレース、ジャパンカップサイクルロードレース。その格式ゆえツール・ド・フランスなどで活躍する世界のトップチームが参戦するジャパンカップに、今年はスーダル・クイックステップが出場します。
スーダル・クイックステップの選手たちがレースバイクとして使用する新型Tarmac SL8について詳しく>
スペシャライズド・ジャパンはジャパンカップ期間中スーダル・クイックステップの応援企画「Yell for Win」キャンペーンを行います。レース会場では応援グッズを身につけて、レース会場ではないところではSNSのコメントから選手たちに熱いエールを届けましょう。
(1)ジャパンカップ会場で!
スペシャライズド・ジャパンはジャパンカップ期間中チームブースを出展し、応援グッズのオリジナルTシャツとサコッシュを販売します。購入いただくオリジナルTシャツにはランダムに当選チケットが同梱されており、当選された方にスーダル・クイックステップ選手のサイン入りTシャツをプレゼントします。
<チーム応援グッズ>
・Tシャツ:4,000円(税込)
・サコッシュ:2,000円(税込)
<チーム応援グッズ販売場所>
10月13日(金) 夕方|オリオンスクエア(チームプレゼンテーション会場)
10月14日(土) (1)11時頃〜夕方|オリオン通り商店街 (2)7時頃〜お昼頃|森林公園ブースエリア
10月15日(日) レース終了まで|森林公園ブースエリア
※売り切れ次第物販ブースは終了となります。また販売場所は会場の都合上変更になる場合がございます。
※当選サイン入りTシャツのお渡し方法はチケットに記載しております。
- (2)X(Twitter)とInstagramで!
- スペシャライズド・ジャパン公式の投稿に応援コメントを投稿すると抽選でスーダル・クイックステップ選手のサイン入りジャージがもらえるSNSキャンペーンも同時開催します。XとInstagramでそれぞれキャンペーンが異なるので、両方参加いただくことで当選のチャンスが広がります。
- スペシャライズド・ジャパン公式の投稿に応援コメントを投稿すると抽選でスーダル・クイックステップ選手のサイン入りジャージがもらえるSNSキャンペーンも同時開催します。XとInstagramでそれぞれキャンペーンが異なるので、両方参加いただくことで当選のチャンスが広がります。
<X(Twitter)キャンペーン>
キャンペーンに参加いただいた方の中から抽選で1名様にスーダル・クイックステップ選手のサイン入りジャージをプレゼント。
◆参加方法:
(STEP1) スペシャライズド・ジャパン公式Xアカウント(@specialized_j)をフォロー
(STEP2) キャンペーン投稿を応援コメントともにリポスト
◆キャンペーン期間:2023年10月10日(火)〜2023年10月15日(日)
※当選した方には2023年10月19日(木)いっぱいまでにXのDMで連絡させていただきます。
<Instagramキャンペーン>
キャンペーンに参加いただいた方の中から抽選で1名様にスーダル・クイックステップ選手のサイン入りジャージをプレゼント。
◆参加方法:
(STEP1) キャンペーン対象の投稿もしくはリールに「いいね」
(STEP2) STEP1で 「いいね」した投稿もしくはリールに応援コメントを記入
※期間中、より多くの投稿もしくはリールへ「いいね」とコメントをすれば当選の確率がアップします。
※ストーリーズとライブへの「いいね」やコメントはキャンペーン対象外です。
◆キャンペーン期間:2023年10月13日(金)〜2023年10月15日(日)
◆キャンペーン対象投稿:
2023年10月13日(金)〜2023年10月15日(日)のスペシャライズド・ジャパン公式Instagramアカウント(@specialized_japan)からの投稿またはリール。
※当選した方には2023年10月19日(木)いっぱいまでにInstagramのDMで連絡させていただきます。
総走行距離は33.75km。4周、8周、12周目にスプリント賞が設けられており、該当周回ではレースが活性化する。
ジャパンカップクリテリウムコース図(https://www.japancup.gr.jp/2023/criterium-course)
コーナーが多いもののフィニッシュ手前600mは直線路で、集団スプリントで決着することが多いコースだ。終盤に各チームが隊列を組み上げ走らせる高速トレインと、そこから発射される勝利を託された選手の全力スプリントが見どころ。
前日のクリテリウムと異なりロードレースは登り基調。つづら折りの古賀志林道を駆け上がる1周10.3kmの宇都宮市森林公園周回コースが決戦の舞台だ。この周回コースを昨年よりも2周多い16周する総走行距離164.8kmで競われる。1周あたりの標高差は185m、レースを通じての獲得標高差は2,960mに達する。コースで最も標高が高い古賀志林道山頂を3周、6周、9周、12周目に先頭通過した選手には山岳賞が与えられる。
ジャパンカップロードレースコース図(https://www.japancup.gr.jp/2023/roadrace-course)
本格的な登りとテクニカルな下りを繰り返す難コースである。勝負を決するのは勇気ある飛び出しからの独走か、それとも絞り込まれた精鋭たちによるスプリント対決か。世界の第一線で活躍する選手たちの本気の走りが見られるはずだ。
ジャパンカップクリテリウム・サイクルロードレースはJ SPORTSで生中継されます。配信スケジュールなどの詳細はこちら。
Instagramアカウント: @alafpolak
主な戦績: 世界選手権ロードレース優勝(2021年・2020年)、ツール・ド・フランス区間6勝(2021年・2020年・2019年・2018年)、フレーシュ・ワロンヌ優勝(2021年・2019年・2018年)、ミラノ〜サンレモ優勝(2019年)、クラシカ・サンセバスティアン優勝(2018年)、ストラーデビアンケ優勝(2018年)
現ロードレース界におけるスター選手の1人。2年連続の世界王者タイトルに加えてツール・ド・フランスでの区間勝利やマイヨジョーヌ着用経験など数々の華やかな戦績を持ち、常に攻める走りで母国フランスのみならず世界中を魅了する。宇都宮市森林公園周回コースのようなアップダウンの連続に強く、スプリント力も併せ持つ。数年前からゲン担ぎで生やしている口髭がトレードマーク。ニックネームは「ルル(狼ちゃんの意)」。
Instagramアカウント: @james_knox4
主な戦績: イギリス選手権ロードレース2位(2023年)、イツリア・バスクカントリー区間2位(2023年)
グランツールや登坂ワンデーレースでアシストとして活躍する実力派クライマー。東京五輪ロードレースにイギリスチームリザーブとして来日していたが、日本でのレースは初。
Instagramアカウント:@fausto_masnada
主な戦績: ツアー・オブ・オマーン総合2位・区間1勝(2022年)、イル・ロンバルディア2位(2021年)、ジロ・デ・イタリア区間勝利(2019年)、ツアー・オブ・ハイナン総合優勝・区間勝利(2018年)
恐れ知らずのアタッカーであり、逃げの名手でもある。勝負所で飛び出し、チームメイトと連携しながらそのまま勝利することも。2021年のイル・ロンバルディア終盤ではあのタデイ・ポガチャル(スロベニア、UAEチームエミレーツ)との一騎打ちを演じた。
Instagramアカウント:@pieter_serry
主な戦績: ツール・ド・ワロニー総合3位(2018年)・区間2勝(2015年・2018年)
プロ13年目の大ベテラン。グランツールをはじめ多くのビッグレースでチームの勝利に貢献。「ウルフパックで一番愉快な選手」として仲間から慕われるムードメーカー。ジャパンカップを走るのは10年ぶり2度目。
Instagramアカウント:@stanvantricht
主な戦績: ドワーズ・ドール・ヘットハーグランド2位(2023年)、ツアー・オブ・ルーヴェン2位(2023年)
タフな展開のワンデーレースを好み、スプリントにも強い。プロ選手としての活動と並行してルーヴェン大学で生物工学を学んでいる。
Instagramアカウント:@ilan.vanwilder
主な戦績: トレ・ヴァッリ・ヴァレジーネ優勝(2023年)、ドイツ・ツアー総合優勝、区間1勝(2023年)
昨年はレムコ・エヴェネプール(ベルギー)の副官としてチーム初のグランツール総合優勝に貢献。今年は自ら勝利を狙う走りが光る。10月初旬に開催された強豪選手が揃うトレ・ヴァッリ・ヴァレジーネで見事な独走勝利を挙げており、日曜のサイクルロードレース優勝候補筆頭。
ジャパンカップに来場する方は是非とも6人のスペシャライズドライダーに熱い声援を届けてほしい。沿道にいるファンの表情や声を、選手たちは驚くほどしっかりと認識している。なおレース中継や記事では選手たちの姓を使用することが多いが、直接声をかける時はファーストネームがベターだ。アラフィリップには「ジュリアン」と呼びかけよう。
※コース、出場選手等の情報は2023年10月9日時点のものです。
【筆者紹介】
文章:池田 綾(アヤフィリップ)
ロードレース観戦と自転車旅を愛するサイクリングライター。ジャパンカップを走るウルフパック、楽しみです。
関連記事:
灼熱の赤 ブエルタ・ア・エスパーニャ2023プレビュー(2023年8月23日)
虹のかかる場所へ、速く強く ロード世界選手権2023プレビュー(2023年8月4日)
真夏の色は黄色 ツール・ド・フランス/ファム2023プレビュー(2023年6月29日)
2023ロードレースシーズン開幕前に知っておくべき7つのこと(2023年1月12日)
- カテゴリ
- キーワード