ALLEZ(アレー)が初心者はもちろん通勤・通学にもおすすめのアルミロードバイクである理由【2020年9月】
ロードバイクの最初の1台はもちろん通勤・通学の1台としてもおすすめのアルミバイクAllez(アレー)。Elite、Sportの特徴を竹谷賢二さんが徹底解説!
【2020年9月、2021年モデルを追記しました。】
ロードバイク初心者の最初の一台として、そして新生活での通勤・通学の手段の1台として選んだいただきたいのがアルミバイクAllez(アレー)。このAllezのElite、そしてSportの2グレードの特徴をスペシャライズドアンバサダー竹谷賢二氏のコメントを含めてご紹介します。
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新型Allezってどういうロードバイク?
Allezの新しいテクノロジーをご紹介します
本当に「エントリーモデルで十分?」その疑問に答えます
初めてのロードバイクを選ぶ時に一番大事なこととは?
無限の発展性で通勤・通学にもAllezをお勧めする理由とは?
初心者必見、新型Allezまとめ
ツール・ド・フランスの沿道から聞こえる応援「Allez」(アレー)は、フランス語で「進め」を意味します。長い峠を上り、コーナリングを競り合い、クリテリウムでスプリントを行なう。そんなあらゆるシーンを走るコンペティティブなサイクリストは、車体の軽さと鋭いハンドリング、優れた推進力を必要とします。まさに進むために生まれたAllezは、アルミとカーボンのフレーム素材と、その特性を最大限に発揮するデザイン、専用設計のジオメトリーを施すことで、さまざまなロードライディングで活躍することが可能です。
新型Allezのフレーム設計の要は軽量化。軽いバイクは気分よく坂を上れるだけでなく、バイクを担ぐときにも軽さはとても重要です。新設計のE5アルミ合金製フレームを持つAllezは、クラス最高レベルの軽量性を誇ります。軽量化のために大胆に薄くしてもタフさを失わないチューブを開発した結果、前作モデルと比べてフレームとフォークだけで450g以上もの重量削減を実現しました。
さらに、AllezはすべてのモデルでフルFACTカーボンフォークを採用し、上質なハンドリングとなめらかな乗り心地と軽量性を備え、荒れた路面でもスムーズに走り、思い通りにコーナーを曲がれます。また、このAllezには特製のラック/フェンダー用のマウントが付いているので、軽量のラックに荷物を乗せることができます。つまり、優れたロードバイクだけでなく、通勤通学の用途としても使える、汎用性の高いバイクです。
アドバイザー竹谷賢二さんによる新型Allezの4つのポイントをご紹介します。
「シャキシャキしたペダリングへの反応と素直でかっちりしたバイクコントロール、その2つがいわゆるAllezの乗り味、でしょうか。カーボンがバイク素材の主流になる前の、2000年代アルミフレーム全盛期における30〜40万円クラスの乗り味に近い。Tarmacなどハイスペックなカーボンバイクにある伸びやかさはないかもしれないけど、以前のアルミに比べればはるかに進化し、こなれてます。
多少硬いぶん、レスポンスが正確というメリットもあるし、パワーをかけられればかけられるだけよりよく進みます」
「硬いから、乗り方がヘタだとそのぶん路面からの衝撃は受けやすい。キチンと乗れないと“硬いよ”ってなっちゃいますよね。でも、それは乗り手の動きが硬いんですよって教えてくれるということ。もしAllezで硬さを感じなくなったら、その方は相当うまいはず。自分は乗っているのか、バイクに乗らされているのか、Allez に乗ればわかるんじゃないかな。 Tarmacのような優れたカーボンフレーム、それそのものが持つアドバンテージがないから、乗り方も工夫するだろし、そこから学べることも非常に多いと思う」
「Allezに乗って学べることは多い。アルミのシートピラーで、がっしりしたステムにがっしりしたハンドル。変速はいたずらに増やさず、タイヤも安定性を考えて太め。だから、ガンガン乗れる。
タフさを得るためのパーツ構成で、フレームも肉厚にしている部分があって、そのぶん硬いんだけれど強度は上がる。だからガンガン乗りこなして、自分の技術を上げることができる。ライダーを成長させてくれる要素がふんだんに盛り込まれているんです」
「共に育っていける、というのがAllezの魅力じゃないでしょうか?タフで、ガンガン乗れるバイクですから、まずライダーの技術を上げることができる。上達して硬さが不要だと感じるようになったら、カスタマイズで削ぎ落としていけばいい。 僕はいわゆる高級パーツを使ってカスタムをしたけれど、そういったパーツに交換してもフレームの性能や魅力は色あせることはなかった。Rovalホイールやアルテグラコンポになんら引けをとらず、むしろ同等以上のグレードに感じることができた。S-Works Tarmacを100点とすると78点、スプリントをかける局面で言えばさらに90点をあげられるレベル。だから、ライダーとともに育つというか、自分のラフさをある程度カバーしてくれて、なおかつ懐の深い。そこが最大の魅力かもしれません」
■超軽量:先代機と比べ、フォークとフレームで450gの軽量化に成功。ヒルクライムやレースでも軽さはパフォーマンスを高めると同時に自信にもつながる。階段など都市生活でバイクを担ぐときにもうれしいポイント。
■ハンドリング性能:より軽く、強くなったヘッド周り。E5アルミ製のテーパーヘッドチューブと、専用設計のフルカーボンフォークは、乗ればすぐに感じられる程鋭く、性格かつスムーズなハンドリングを実現。
■ジオメトリー:Retul Fit Databaseに蓄積された全世界のAllezライダーのデータをもとに、彼らの要求に高水準で合致した新ジオメトリー。上位機種「ルーベ」に近づいており、より多くのライダーのニーズに応えて、シャープな運動性能を発揮。
■多様性:ラックやフェンダーを装着可能。ライダーの可能性を広げ、理想のライドを実現する昨日を搭載し、パフォーマンスを損ねることなく実装。
*2017年の発売当初は28cのタイヤが装着可能でしたが、2018年12月にフロントフォークがリコールとなりました。リコールの影響でフォークが新設計に変更されており、最大装着可能タイヤ幅は26cまでとなっております。
一般的にエントリーモデルは、低価格の実現のみを優先させがちですが、Allezは、入門用ロードバイクの概念を打ち破り、軽量性、洗練されたルックス、信頼性、高いパフォーマンスに焦点を合わせ、他とは一線を画すバイクに仕上がりました。これからロードサイクリングを始めたい、あるいは通勤に使いたい方にぴったりの、性能の高さと用途の広さを両立させた1台です。
パーツに関して、Eliteでは、もはや伝説的と言える性能と価値を備えたShimano 105 シフティング、丈夫なDT R460 アルミホイール、とても快適なBody Geometry Bridge サドル、そして耐パンク性に優れたEspoir Sport タイヤを搭載しています。Sportモデルでは、正確で信頼性の高いShimano Sora シフティング、丈夫なAxis Sport アルミホイール、とても快適なBody Geometry Bridge サドル、そして耐パンク性に優れたEspoir Sport タイヤを搭載しています。
「エントリーモデルは低価格の妥協の産物ではないかと思うかもしれません。しかし、多くの方が最初の一台として選ぶであろうエントリーモデルは、その後のブランドとの長い付き合いを決めてくれるとても大事なモデルなのです。
そのためブランドは考えうる最高のバランスを、最適な性能を惜しみなく設計に組み込んでいます。
Allezは長きに渡って乗れるように、不慣れで多少ラフに扱っても大丈夫なように、フレーム強度に余裕を持たせたり、神経質な乗車感にならないように操作に余裕を持てる設計になっています。
乗り込んでいくと交換すべき消耗品やパーツをアップグレードしても遜色ないようにフレーム性能も1クラス上の設計になっていますので、長く付き合える一台となるでしょう。」
最初の1台は、ライダーのバイクライフを大きく左右します。
新型Allezにおける革命的なモデルチェンジに莫大な投資を行ったのは、最初の1台こそもっとも記憶に残り、長く寄り添うパートナーであると信じているから。ライダーが持つ無限の可能性を育み、ともに成長するAllez EliteとAllez Sportは性能、ルックス、価格の面で妥協のない、クラス最高峰の最新アルミロードバイクです。
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「このバイクに乗りたい!と直感的に思わせてくれるルックス、フレームカラー、そしてブランドで選ぶことをお勧めします。
パーツ交換で機能は向上させることが購入後に出来ますが、衝動的に乗りたくてうずうずするような感性に訴えかけてくることはどのバイクを選ぶかにかかってきます。
その点、世界のレースで常勝のトップブランドのバイクならばワクワクするような体験が待っていること請け合いです!」
- 「通勤・通学にバイクを使用するメリットは、『移動をパーソナライズ出来る』という一言になるかと思います。
出発時間、経路、服装、荷物など様々なことを自由な発想で自分自身で決めることが出来ることが最大のメリット、自分らしいスタイルで通勤・通学出来ることです!
狭く密集した電車内での閉塞感、時刻表に追われる拘束感によるストレスを溜める我慢の時間から、バイクによるエクササイズ時間に変えて、オープンエアなジムで漕いでいると思えばストレス発散になるし、メタボやロコモなど生活習慣病も改善できますから、心身共に健康に保つために持ってこいかと。
学生の皆さんでしたら通学をアルバイトと捉え、定期代を浮かす=時給として稼ぐ、趣味と実益を両立させることもできますね。」
政府が提唱する、新しい生活様式として公共交通機関と自転車の併用が取り上げられており、ますます自転車での移動に注目が集まっております。
「バイクで通勤・通学するときにはどんなことを気を付けなければいけない点として、安全第一!であることは言わずもがな、左側通行や信号厳守など交通法規遵守し、交差点では予測運転するアクティブセーフティはもとより、パッシブセーフティとしてヘルメット着用とクルマという相手からの非視認性を高めるためのライトの常時点灯、シックなウエアよりも鮮やかな色合いのカラーを選ぶことも重要です。
職場や学校に駐輪場など保管場所が確保されていて、ロックを十二分にするなど盗難防止策にも注意は必要ですが、「サイクルツリー」のような最新の駐輪施設が使えれば安心ですね。」
Allezは伸びやかで軽い走り、扱いやすい作りのタフさ、週末にもガンガン遠乗りしたくなった時の発展性など、価格を越えた魅力を備えています。
短距離小頻度ならば実用性重視が良いかと思いますが、それなりの時間を毎日乗るために大事なことはモチベーションを保つことです。何よりも楽しいライド時間を過せることこそが最大のメリットでありモチベーション、走行感を楽しめるということでAllezがオススメです!
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