2018.09.26

【終了】S-Works Roubaixが当たる! レースの勝者を当てようキャンペーン 世界選手権

サガンの4連覇がかかったロード世界選手権。人気のロードバイクをはじめとする豪華景品が当たる、レースの勝者を当てようキャンペーンを行います。

キャンペーン詳細はこちらから>

■はじめに
 ブエルタ・ア・エスパーニャの閉幕とともにロードレースはシーズン終盤戦へ向かう。中でも注目は、その年の世界チャンピオンを決定するUCIロード世界選手権だ。
個人タイムトライアルとロードレース優勝者には虹色の5色ジャージが与えられる。ここではエリート男子ロードレースにおける、この栄光の「アルカンシェル」の行方について、スペシャライズドのバイクを駆る選手を中心に占ってみたい。
 
※2018年9月21日時点情報を基にしており、実際に出走する選手は本記事と異なる可能性があります。

■今年は「過去20年で最難関のコース」
2018年世界選手権の舞台は、オーストリア・チロル州の州都インスブルック。
アルプス山脈東部地域に設定されたコースは距離258.5km、獲得標高4,670m、最大勾配は25%に達する。過去20大会中最難関と関係者が口を揃える今大会は、その厳しさゆえに登りを得意とするクライマー寄りの選手がアルカンシェルを獲得する絶好のチャンス。クライマーに加え、普段はワンデーレースを主戦場としていない「総合系(山岳・タイムトライアル・スプリントなどあらゆるシーンにおいて高い水準で走ることができる、グランツールで総合上位を狙うような選手)」もアルカンシェル獲得に向けて多数出場する。
 過去の難関コースを振り返ってみると、1980年フランス・サランシュ大会は獲得標高5,000mを超え、完走したのは107名中たった15人。1995年コロンビア・ドゥイタマ大会はスタート地点がなんと2,500mの高地で、出走した98人中20人だけが完走を果たした。過去の難関大会同様、今年のインスブルック大会も非常に厳しく激しい展開になると予想されている。

■注目すべき国は?
 世界選手権は選手達が所属チームを離れ自国チームで出走する国別の対抗戦である。
国別のランキングによって出走できる選手数が異なり、ランキング10位以内の国は最大人数8人を選出可能。ランキングが下位になる程、出走可能な選手の人数は少なくなる。
ロードレースはチーム戦なので、当然人数が多い国が有利となる。しかし普段は別チームで走るエース級の選手達がチームメイトとなるため、チーム内の役割分担や連携などに不確定要素が多く、波乱は必至だ。
 要所でアシストが他チームを攻撃して自国優位でレースを進められるメンバー構成であること、そして激坂が現れる最終局面で他チームを圧倒できるエースがいることが勝利の必要条件になるだろう。そう考えると、現世界王者サガンを擁するスロバキア、全グランツール覇者のニバリ率いるイタリア、今年のツール・ド・フランス山岳王アラフィリップを筆頭にバルデ、ピノなど登坂に強い選手が揃うフランス、先日閉幕したばかりのブエルタ・ア・エスパーニャで活躍したバルベルデ、マスが選出されたスペインは今大会における優勝候補と言える。しかし展開によってはノーマークの国が勝利を攫う可能性も十分あり、目が離せないレースになること間違いなしだ。

■スペシャライズドバイクで出走する注目選手達
(1)ペテル・サガン(スロバキア・6人出走)
 現ロードレース界最強ライダーの一人、サガン。世界選手権を三連覇中であり、もはやアルカンシェルは彼のトレードマーク。コース発表時から「今大会での勝利は不可能ではない。体重を絞れば勝てないことはないと思う。」とコメントし、四連覇に意欲を燃やす。
 ロードレースを観始めたばかりの人には、まずサガンに注目することをおすすめしている。集団の中でも一目でわかる虹色のジャージ姿で、髪型やヒゲをハリウッド俳優さながらにおしゃれに整え、ウィリー走行でファンを沸かせ、インタビューではわかりやすい英語で独特のサガン節を披露する。1990年生まれの28歳は世界中の人気者で、見ていて飽きることがない。
 「脚質はサガン」と称されるほど対応範囲が広く、スプリントからクラシック、ある程度までなら登りもこなし、抜群の勝負勘を持つ。2018年シーズンはツアー・ダウンアンダーポイント賞を皮切りに、ヘント・ウィヴェルヘム、パリ・ルーベ勝利と充実のクラシックシーズンを過ごし、ツール・ド・スイスでもポイント賞。さらにツール・ド・フランスではステージ3勝を飾り、第17ステージで落車し苦しみながら完走した末、6度目となるポイント賞を獲得した。その後は4年ぶりにブエルタ・ア・エスパーニャにも出場。残念ながらステージ優勝は叶わなかったが、ステージ2位が4回、3位が2回と確実に調子を上げてきている。
 ブエルタ完走後のサガンはシーズン前半に比べると細く、軽量化に成功したように見える。今大会での厳しい登坂に向けた準備は十分ということだろう。チームメイトである兄ユライのアシストも心強い。今年もサガン主演の世界選手権を見られそうだ。

ペテル・サガンの歴史的なハットトリックで閉幕した2017UCIロード世界選手権>


ⒸBettiniphoto

(2)ジュリアン・アラフィリップ(フランス・8人出走)
 昨年のノルウェー・ベルゲン世界選手権では終盤に果敢なアタックを見せたものの10位に終わった。だが今年の起伏に富んだコースは、アップダウンを繰り返すアルデンヌクラシックを主戦場とするアラフィリップにうってつけ。フランスチームのエースとして走るならば、アラフィリップは優勝候補大本命の一人と言っていいだろう。
 愛称は「ジュジュ」。クイックステップ・フロアーズのチームスタッフから「まるで16歳(本当は26歳)」と言われる程オープンかつ陽気な性格で、今年から「ウルフパック(狼の群れ)」を名乗るチームのアイコンとして「ルル(狼ちゃん)」と呼ばれ愛されている。女性に人気の甘いルックスだが、今年のシーズン序盤からゲン担ぎでヒゲを生やすようになり、精悍さが増した。実は音楽一家の出身で、公立音楽院でドラムを学んでいたことがある。ジャージを脱いで腕前を披露する姿は、ミュージシャン顔負けのカッコよさだ。
 2018年はコロンビア・オロ・パ、イツリア・バスクカントリー、クリテリウム・ドゥ・ドーフィネとステージレースで勝利を量産。フレーシュ・ワロンヌで念願のクラシック勝利を手にした後は、ツール・ド・フランスでステージを2勝し、勢いのままに山岳賞ジャージを獲得した。さらにクラシカ・サンセバスティアン、ツアー・オブ・ブリテン、ツアー・オブ・スロバキア優勝と絶好調でインスブルックへ乗り込む。勇敢なアタックと駆け引きが持ち味のアラフィリップの走りに注目したい。


© Tim de Waele - Getty Images
 

(3)ボブ・ユンゲルス(ルクセンブルク・6人出走)
 アラフィリップとはクイックステップ・フロアーズのチームメイト。ともにトレーニングに励み、レースでは責任を分け合う仲だ。2人で仲良くじゃれ合う姿をよくSNSにアップしており、オフの姿は今どきの若者らしい微笑ましさだが、レースとなれば抜群の強さとチームワークを発揮する。ユンゲルスはアラフィリップのフレーシュ・ワロンヌ勝利を演出し、その4日後のリエージュ・バストーニュ・リエージュではお返しのようにアラフィリップがユンゲルスの勝利をお膳立てした。
 2016年、2017年ジロ・デ・イタリア新人賞。ルクセンブルクのナショナルチャンピオンジャージをまといベルギーチームで走る1992年生まれの26歳は、今年からヤングライダーを卒業し、いよいよ総合争いに参戦。エースとして臨んだ今年のツール・ド・フランスではチームの山岳賞獲得への戦略転換もあり総合11位に終わったが、彼のキャリアはこれからだ。
 タイムトライアルと独走力に優れ、登坂もこなすオールラウンダーのユンゲルス。今年のリエージュ・バストーニュ・リエージュで見せたような独走態勢に持ち込めれば、勝機は十分にある。


© Tim de Waele - Getty Images

(4)エンリク・マス(スペイン・8人出走)
 マスの名が世に知れ渡ったきっかけは、2017年ブエルタ・ア・エスパーニャの第20ステージ・アングリルだろう。自国の偉大な先輩・コンタドールを、チームの垣根を超えて牽く姿が話題になった。
しかし、今年は自らの走りで世界にその名を知らしめた。2018年ブエルタで堂々のステージ1勝、そして総合2位。才気溢れる23歳は、「コンタドールの後継者」と騒ぐ周囲をよそに「僕は僕、エンリク・マスだよ」とマイペースを崩さない。
 所属するクイックステップ・フロアーズでは、ユンゲルスと並び総合系として活躍している。スペインチームは山岳寄りのワンデーレースに滅法強いバルベルデを擁する優勝候補筆頭だ。今大会ではもう1人の自国の偉大な先輩であるバルベルデを助けて活躍するマスの姿が見られるだろう。


© Tim de Waele - Getty Images

(5)ラファウ・マイカ(ポーランド・6人出走)
 サガンとはボーラ・ハンスグローエへの移籍前、ティンコフ時代からのチームメイト。2014年、2016年ツール・ド・フランス山岳賞、2015年ブエルタ・ア・エスパーニャ総合3位。2016年リオ五輪ロードレースでは有力選手の落車が頻発する荒れた展開の中で銅メダルを獲得しており、勝負強さは折り紙付きのクライマーだ。
 ポーランドのエースは、あらゆるレースで上位入賞する実力を持つクフィアトコフスキーだろう。マイカとクフィアトコフスキーといえば、2017年ツール・ド・フランス第9ステージでのエピソードを紹介したい。クフィアトコフスキーが自チームのエース・フルームのアシストを終えた後、激しい落車で負傷したマイカを助けてゴールまで連れて行ったのだ。違うチームに所属していても同郷の2人、厚い友情が感じられる一幕だった。この時見せたチームワークでレースを動かすことができれば、優勝の可能性は十分にある。


ⒸBettiniphoto

(6)ジェームズ・ノックス(イギリス・8人出走)
 2018年からクイックステップ・フロアーズに合流した22歳。今年のクリテリウム・ドゥ・ドーフィネのチームタイムトライアルステージではチームメイトのヤコブセンと一緒に先輩達に置いて行かれる姿も見られたが、2017年U23リエージュ・バストーニュ・リエージュで2位入賞の実績を持つ若手実力派の選手だ。
 イギリスチームのエースは、今年のブエルタ・ア・エスパーニャで総合優勝を果たしたサイモン・イェーツ。2018年のグランツールのタイトルは全てイギリス人が獲得しており、アルカンシェル獲得に向けたチームの志気は非常に高いだろう。ジロ・デ・イタリア覇者クリス・フルームとツール・ド・フランス覇者ゲラント・トーマスは残念ながら今大会には出場しないが、今年のブエルタ終盤に活躍したサイモンの双子の兄弟アダム・イェーツや、ツアー・オブ・ブリテンで強さを見せたヒュー・カーシー、スタナードら強力なメンバーが揃っている。ノックスには先輩達に負けない走りを見せてほしい。


© Getty Images

【筆者紹介】池田綾(アヤフィリップ)
ロードレース観戦とグルメポタを愛する週末ライダー。愛車はS-Works Tarmac。世界選手権は現地観戦予定。ここに書いた選手達を全力で応援する予定です。

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【S-Worksなどのロードバイクが当たる! レースの勝者を当てようキャンペーン 世界選手権】
キャンペーンへの応募はいたってシンプル。スペシャライズドの公式FBのUCI世界選手権の投稿に、2018年World Championになる勝者を予想してコメントするだけ。
みんなで勝者を予想&コメントして、日本から大きなエールを送ろう!

【応募方法】
スペシャライズドの公式FBに9月26日(水)に投稿された【S-Works Roubaixが当たる! レースの勝者を当てようキャンペーン 世界選手権】のコメント欄に、2018年World Championになる選手を予想し、応援メッセージとともに回答をご記入ください。
スペシャライズド・ジャパンの公式FBはこちら>

※スペシャライズド公式オンラインストアの会員登録&メールニュース購読をしていることが当選の条件となりますので、未登録の方はこちらからご登録をお願いします。登録はこちら>

【応募期間】
9月26日(水)〜30日(日)16時に投稿する締切コメントまでを有効とさせていただきます。

【当選景品】
@ペテル・サガン選手が4連覇を達成した場合(1名様)



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正答者:男性の場合(写真左)
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サイズ:XS、S、M
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【注意事項】
※正解者多数の場合は、抽選となります。
※優勝者予想コメントは、30日16時頃に投稿する締切コメントまでを有効とさせていただきます。
※コメントする選手名は誰が見ても正しく判別できるように、フルネームでご記入をお願いします。(日本語表記の違いはOK:ペテル・サガン、ピーター・サガンなど)
※コメントの回数はおひとり様1回のみとさせていただきます。複数回ご記入されている場合は無効とさせていただきます。
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※近日中にFBでご当選者の発表をいたします。その後、ご当選者様からスペシャライズド・ジャパンFBページへのダイレクトメッセージをお願いします。ダイレクトメッセージはFBページ側から送信することができないため、ご当選された方は必ずメッセンジャーにてダイレクトメッセージをお送りくださるようにお願いします。万が一ご連絡が取れない場合は、当選無効とさせていただきます。
※当選された場合、日本国外への発送は致しませんので、予めご了承ください。
※バイク当選された場合、スペシャライズド正規販売店でのお受け取りとなります。バイクに必要なその他用品に関してはお客様ご自身でご用意いただきます。バイクの配送は行っておりませんので、予めご了承ください。
※景品のサイズや数には限りがあり、予告なく内容が変更になることもございます。

皆さまのご参加を心よりお待ちしております。

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