クルハヴィとグロッツが再びケープエピック出場へ

2020/03/10

クルハヴィとグロッツが再びケープエピック出場へ

3月15日から始まる最も過酷な8日間、Cape Epicがスタートします。優勝候補であるヤロスラフ・クルハヴィとハワード・グロッツの意気込みはいかに?

スペシャライズドレーシングのヤロスラフ・クルハヴィとハワード・グロッツは、去年のAbsa ケープエピックで2018年からの連続優勝を達成できませんでした。グロッツがレース直前、体調不良により棄権したのです。クルハヴィにとっては残念な結果でシーズンが始まり、グロッツにとっては自分を省みる1年となりました。それから1年が経ち、2人は再びケープエピックの頂点に立つべく新たなスタートを切り、SCOTT-SRAM MTB-RacingやCannondale Factory Racing & Co.とのバトルに挑みます。

特にクルハヴィは、あらゆる要素が試される過酷なケープエピックに5度出場し、3回もの優勝と、1度の2位獲得とすばらしい走りを見せてきました。「長距離レースは僕に向いていて、マルチステージのレースが得意なんだ」と、このアフリカで行われる究極のMTB レースでの成功について語るクルハヴィ。「ステージレースと言えばケープエピック。大好きなステージレースさ」。

 

2019年の残念な結果は、彼の記憶の中でもいまだに新しいようです。

グロッツの棄権後、クルハヴィはサム・ゲイズとパートナーを組みましたが、ゲイズが第1ステージで転倒して脳震とうを起こしてからというもの、思うような走りができませんでした。「サムと僕が良いチームだったかどうかはわからない」と、つぶやくクルハヴィ。「グロッツの力は確か。上りは強いし、平坦でもペースが落ちない選手なんだ。彼は2年前の出場で、その力を存分に発揮できた。今年の彼は、経験値をさらに上げている」。

グロッツの経験は、レースだけに留まりません。アメリカ人の彼はこの1年間、自分をしっかりと見つめ直して成長し、ケープエピックで求められる精神と肉体にまたさらに一歩近づきました。2019年の棄権について、彼は次のように説明します。「去年はシーズンが始まる前に燃え尽きてしまった。だから、レースに出るのをやめ、トレーニングやレースへの取り組み方をもう一度考え直してみたんだ。地元のユースプログラムのデュランゴ・デヴォでコーチを務めるうちに、ライドの楽しみがまた蘇ってきたよ」。

「今年最大のレースがケープエピック。これと比べると、それ以外のレースはそれほど刺激的じゃない」と、続けます。「でも、遠征を減らして、もっと指導をしたい。あと、修士課程の数学を学ぶために、2つの大学に志願しているんだ。合格したら、秋から入学することになる」。

2018年、グロッツはレースが進むにつれ、本領を発揮。ルートがベインスクルーフからウェリントンに差し掛かる頃には、彼は出走者の中で誰よりも強さを見せ、パートナーであるクルハヴィすらも霞んで見えるほどでした。「レース後半に出てくるスムーズなトレイルやたくさんの上りが僕には合っている」と、彼は説明します。

 

「序盤のステージは砂やグラベルが多く、僕みたいな小柄な選手には不利なんだ」と、付け加えるグロッツ。2020年の序盤のステージは、またしても砂の中を走ることになりますが、これまでと異なるのはグラベルより岩場が増えている点です。彼に再び不利なコースレイアウトながら、ウェリントンの2ステージでは、その強みを存分に発揮できるでしょう。

今年のケープエピックには、さまざまなジャージを着たスペシャライズドチームが出場します。クルハヴィとグロッツはSpecialized Racingのファクトリーカラーを身にまとい、アニカ・ラングバットとジェニー・リスヴェッズはTeam 31: Outrideとして、クリストフ・サウザーと南アフリカ人のパートナー、NAD Pro MTBのウェッセル・ボザはNinety One-songo-Specializedとして出走。なお、どのチームもスペシャライズドがカヤマンディを拠点とした教育とサイクリングのチャリティを今後もサポートし続けていくことから、サウザーのsongo.infoプログラムと提携しています。


前哨戦のキプロスサンシャインレースで20分以上の大差をつけて優勝したアニカ・ラングバット(右)。左はチームを組んだヘイリー・バッテン。Photo:©Cyprus Sunshine

「ケープエピックのような基金を多く集められる大きなイベントでは、songo.infoとのコラボはすばらしいアイデア」と、クルハヴィ。「チャリティを支援し、プログラムに参加する子供たちにモチベーションを与えられて嬉しいよ」。グロッツにとっても、songo.infoとの提携は重要です。「結局、僕にはレースへのモチベーションがなくてはならないものだけど、songo.infoプログラムの支援のためにレースをするというだけで、出場する十分な理由になる」と、指摘します。「そうは言っても、誰かがライドの楽しさに気づく様子を見るだけで嬉しいけどね」。

2020年Absa ケープエピックでライドの楽しさやレースを再発見しようと意気込むクルハヴィとグロッツ。www.cape-epic.comでスペシャライズドレーシングチームの様子をフォローしましょう。3月15日から22日まで、全ステージが生中継されます。
2020年のレースに関してはこちらをご覧ください。

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カテゴリ:
マウンテン
試乗会/イベント/レース
キーワード:
nwn
Epic

2020/03/10

クルハヴィとグロッツが再びケープエピック出場へ

3月15日から始まる最も過酷な8日間、Cape Epicがスタートします。優勝候補であるヤロスラフ・クルハヴィとハワード・グロッツの意気込みはいかに?

クルハヴィとグロッツが再びケープエピック出場へ

スペシャライズドレーシングのヤロスラフ・クルハヴィとハワード・グロッツは、去年のAbsa ケープエピックで2018年からの連続優勝を達成できませんでした。グロッツがレース直前、体調不良により棄権したのです。クルハヴィにとっては残念な結果でシーズンが始まり、グロッツにとっては自分を省みる1年となりました。それから1年が経ち、2人は再びケープエピックの頂点に立つべく新たなスタートを切り、SCOTT-SRAM MTB-RacingやCannondale Factory Racing & Co.とのバトルに挑みます。

特にクルハヴィは、あらゆる要素が試される過酷なケープエピックに5度出場し、3回もの優勝と、1度の2位獲得とすばらしい走りを見せてきました。「長距離レースは僕に向いていて、マルチステージのレースが得意なんだ」と、このアフリカで行われる究極のMTB レースでの成功について語るクルハヴィ。「ステージレースと言えばケープエピック。大好きなステージレースさ」。

 

2019年の残念な結果は、彼の記憶の中でもいまだに新しいようです。

グロッツの棄権後、クルハヴィはサム・ゲイズとパートナーを組みましたが、ゲイズが第1ステージで転倒して脳震とうを起こしてからというもの、思うような走りができませんでした。「サムと僕が良いチームだったかどうかはわからない」と、つぶやくクルハヴィ。「グロッツの力は確か。上りは強いし、平坦でもペースが落ちない選手なんだ。彼は2年前の出場で、その力を存分に発揮できた。今年の彼は、経験値をさらに上げている」。

グロッツの経験は、レースだけに留まりません。アメリカ人の彼はこの1年間、自分をしっかりと見つめ直して成長し、ケープエピックで求められる精神と肉体にまたさらに一歩近づきました。2019年の棄権について、彼は次のように説明します。「去年はシーズンが始まる前に燃え尽きてしまった。だから、レースに出るのをやめ、トレーニングやレースへの取り組み方をもう一度考え直してみたんだ。地元のユースプログラムのデュランゴ・デヴォでコーチを務めるうちに、ライドの楽しみがまた蘇ってきたよ」。

「今年最大のレースがケープエピック。これと比べると、それ以外のレースはそれほど刺激的じゃない」と、続けます。「でも、遠征を減らして、もっと指導をしたい。あと、修士課程の数学を学ぶために、2つの大学に志願しているんだ。合格したら、秋から入学することになる」。

2018年、グロッツはレースが進むにつれ、本領を発揮。ルートがベインスクルーフからウェリントンに差し掛かる頃には、彼は出走者の中で誰よりも強さを見せ、パートナーであるクルハヴィすらも霞んで見えるほどでした。「レース後半に出てくるスムーズなトレイルやたくさんの上りが僕には合っている」と、彼は説明します。

 

「序盤のステージは砂やグラベルが多く、僕みたいな小柄な選手には不利なんだ」と、付け加えるグロッツ。2020年の序盤のステージは、またしても砂の中を走ることになりますが、これまでと異なるのはグラベルより岩場が増えている点です。彼に再び不利なコースレイアウトながら、ウェリントンの2ステージでは、その強みを存分に発揮できるでしょう。

今年のケープエピックには、さまざまなジャージを着たスペシャライズドチームが出場します。クルハヴィとグロッツはSpecialized Racingのファクトリーカラーを身にまとい、アニカ・ラングバットとジェニー・リスヴェッズはTeam 31: Outrideとして、クリストフ・サウザーと南アフリカ人のパートナー、NAD Pro MTBのウェッセル・ボザはNinety One-songo-Specializedとして出走。なお、どのチームもスペシャライズドがカヤマンディを拠点とした教育とサイクリングのチャリティを今後もサポートし続けていくことから、サウザーのsongo.infoプログラムと提携しています。


前哨戦のキプロスサンシャインレースで20分以上の大差をつけて優勝したアニカ・ラングバット(右)。左はチームを組んだヘイリー・バッテン。Photo:©Cyprus Sunshine

「ケープエピックのような基金を多く集められる大きなイベントでは、songo.infoとのコラボはすばらしいアイデア」と、クルハヴィ。「チャリティを支援し、プログラムに参加する子供たちにモチベーションを与えられて嬉しいよ」。グロッツにとっても、songo.infoとの提携は重要です。「結局、僕にはレースへのモチベーションがなくてはならないものだけど、songo.infoプログラムの支援のためにレースをするというだけで、出場する十分な理由になる」と、指摘します。「そうは言っても、誰かがライドの楽しさに気づく様子を見るだけで嬉しいけどね」。

2020年Absa ケープエピックでライドの楽しさやレースを再発見しようと意気込むクルハヴィとグロッツ。www.cape-epic.comでスペシャライズドレーシングチームの様子をフォローしましょう。3月15日から22日まで、全ステージが生中継されます。
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