グラベルバイク新型Divergeに関するFAQ
非日常へと導く究極のグラベルバイク、新型Diverge。スペシャライズド史上もっとも走破性の高いグラベルバイクのFAQをお届けします。
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DIVERGEのスタックとリーチはどのように測定する?
スタックとリーチは、「ゼロ」トップキャップをFuture Shockに装着した状態で、ステム下側までを測定します。
「プログレッシブ・ジオメトリー」について、詳しく教えて?
新型Divergeのプログレッシブ・ジオメトリーは、舗装路での機敏さを失わずに、オフロードでの高い走破性と安心感をもたらすよう設計されています。サイズ 56cmのフレームでは、リーチを13mm伸ばし、ヘッドアングルを約1度寝かせ、フォークのオフセットを5mm増やしました。また、チェーンステーを数ミリ伸ばし、ハンガー下がりを微調整しました。
リーチが伸びたため、短めのステムを使うことでコックピットの全長を保っています。短いステムは大径タイヤのゆっくりとしたハンドリング性を相殺し、軽快なハンドリングが可能です。
このジオメトリーのアップデートで、ホイールベースもサイズ 56cmで38mmと大幅に伸ばされ、つま先がフロントホイールに接触しなくなり、全体的により安定した走りを体感できます。
ヘッドアングルは寝かされ、フォークのオフセットは伸びてますが、標準的なトレイル量が保たれています。これにより、オンロードとオフロードでのステアリングフィールは損なわれていません。
スペシャライズドのバイクや前作DIVERGEはBBハイトが低いことで知られているが、新型DIVERGEでそれを変更したのはなぜ?
前作Divergeのハンガー下がりは85mm。これはどのバイクでも驚異的な低さです。安定性には貢献するものの、650b ホイールでオフロードを走るとペダルが地面と接触しやすいという欠点がありました。新型Divergeではハンガー下がりを80mmに設定し、同カテゴリー最低のBBハイトを達成しつつ、ペダルが地面にぶつかるリスクを大幅に減らしてあります。
FUTURE SHOCK 2.0とFUTURE SHOCK 1.5の違いは?
Future Shock 1.5はバイクのフロントエンドに20mm のトラベル量を与え、あらゆる地形での操作性と快適さを高めます。その搭載位置は垂直方向のコンプライアンスに重要で、サスペンションの動きはペダリングの入力に影響を受けません。
Future Shock 2.0は最新モデル。Future Shock 1.5の利点に油圧式ダンパーを追加し、コンプレッションとリバウンドの両方を制御できます。さらに、ダイヤルでダンピングのオン・オフを選択でき、フロントエンドを硬めにセッティングすることもできます。
DIVERGEに搭載されるFUTURE SHOCKはROUBAIXに搭載されるものと同じ?
はい、新型DivergeはRoubaixとまったく同じFuture Shockのデザインと仕様を採用します。
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FUTURE SHOCKを搭載するモデルは?
Future Shock 2.0を搭載するのはS-Works、Pro Carbon、Expert Carbon、Comp Carbonモデルです。FutureShock 1.5を搭載するのはSport Carbon、Base Carbon、Comp E5モデルです。もっとも低価格のBaseE5およびElite E5 モデルはFuture Shockを搭載しません。(日本ではBase Carbon は未展開)
FUTURE SHOCKには何枚のスペーサーを追加できる?
もっとも低いセッティングから30mmになるまで追加できます。また、上にライズしたステムを使うことで、ハンドルの高さを出すこともできます。
DIVERGEのカーボンフレームの各グレードの違いは?
各グレードの違いは、カーボンレイアップと素材にあります。FACT 8r カーボンはBase Carbon(日本未展開)とSport Carbonモデルに用いられ、軽さと強度をもたらします。FACT 9r カーボンはComp Carbon、Expert Carbon、Pro Carbonモデルに用いられ、SWAT テクノロジーを採用し、8r フレームより約200g軽量です。S-Worksモデルは最上位グレードのFACT 11r カーボンを採用し、9r フレームよりさらに100g軽く、同程度の剛性を誇ります。
DIVERGEの重量は?
S-Worksフレームはサイズ 56cmで1000g以下、S-Worksの完成車はチューブレス仕様の箱から取り出した状態で約8kg(17.6ポンド)です。
DIVERGEはエアロ性能を考慮してデザインされている?
はい、新型Divergeはフォークレッグとシートステーに目立たないながらもエアロ形状を用いています。自社風洞施設Win Tunnelでテストをしたところ、新しいフレームセットはより大きなSWATダウンチューブを採用しているにもかかわらず、前作Divergeよりわずかに速い結果となりました。
DIVERGEのタイヤクリアランスはどのように測定する? モデル間で異なる?
フレームとタイヤとのクリアランスは、700x47cと650b x 2.1インチタイヤの両方で最低6mmが確保されています。フレーム素材がカーボンであれアルミ合金であれ、タイヤクリアランスは全モデル共通です。
フェンダー装着時の最大タイヤサイズは?
700x42cまたは650bx47cです。
最小タイヤサイズは?
700x28c以上のタイヤの使用を推奨します。
キャリアの取り付けは可能?
はい、新型Divergeは一般的なリアラックに適合します。下側のマウントはリアアクスルの真上にあり、上側のマウントは各モデルに付属する専用のシートクランプにあります。
フォークは、ラックをフォークレッグとドロップアウトに取り付けるローライダースタイルを採用します。スペシャライズドのPizza Rack(2020年現在日本では未展開)など、フォーククラウンに取り付けるラックは新型Divergeに取り付けられません。
新型DIVERGEに適合するバックは?
一般的なフレームバッグ、シートポストバッグ、ハンドルバーバッグに適合します。ステム下にベルクロストラップを巻き付けるタイプのトップチューブバッグを使用すると、Future Shockのラバーブーツが破損する恐れがあるのでご注意ください。トップチューブバッグをお使いになりたい場合は、トップチューブ台座に直接取り付けるものをお選びください。
装着できるボトルケージの数は?
新型Divergeにはフロントトライアングル内側に2箇所、ダウンチューブ裏側に1箇所、フォークに2箇所、トップチューブ上側に1箇所と、計6カ所のボトルケージマウントがあります。
ボトムブラケット、シートポスト、ブレーキなどの各部仕様は?
68mm幅のBSA ネジ切りBBと27.2mmのシートポスト径は全モデル共通です。ハブの規格はフロントが100x12mm、リアが142x12mmです。ブレーキはフラットマウント規格を採用し、フォークは一般的な140/160mm径のローターの代わりに160/180mm径のローターに合わせて設計されています。
新型DIVERGEのSWATドアはマウンテンバイクモデルのものと異なる?
いいえ、スペシャライズドのマウンテンバイクモデルに搭載されるものと同じ、実証済みのSWATドアを搭載します。
SWAT ダウンチューブに収納できるものは?
ダウンチューブのストレージに入れられる物は工夫次第。フレーム内に収まり、ギアを保護するため、2種類のSWAT ポッドを用意しました。大きい方にはチューブ、タイヤレバー、CO2 ボンベを、小さい方にはマルチツールやカギといった小物を入れられます。SWAT ジャケットは胸ポケットにジャケット自体を畳み込み、ダウンチューブにすっぽり収まります。
その他にマウンテンバイクからアイデアをもらったデザインは?
カーボンモデルに採用されたダウンチューブとチェーンステーのラバープロテクターは、チェーンの接触音を抑え、巻き上げられた石によってフレームが破損するのを防ぎます。
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