そのパワーで モンスタートレイルを打ち倒せ Kenevo SL新登場
数々のアワードを受賞しているEnduroに、Turbo Super Light システムを搭載したKenevo SL(ケニーヴォ エスエル)が新登場。
超軽量
Kenevoより5.4sも軽量
並外れた走破性
ENDUROにあなたの2倍のパワーをプラス
驚きの反応性
直感的なハンドリング
Kenevo Super Lightなら、異次元のトレイルライドを体感し、かつてないほど雄大で過酷なトレイルを走り切れます。トレイルライダーがトレイルライダーのために作ったKenevo SLは、唯一無二のe-MTB。軽量性、反応性、走破性という、今までなかった組み合わせを実現しています。驚くほど反応性に優れたハンドリングや雄大なトレイルを得意とする能力が、Turbo SuperLightシステムと融合し、今までは歯が立たなかったトレイルモンスターを打ち倒せるようになります。走るのを諦めていたトレイルを駆け上がり、その向こう側まで行きましょう。
最大出力240ワット、35Nmのトルクを提供するTurbo Super Light システムは、数々の賞を受賞しているEnduroに電動アシスト性能を授け、ライダーが夢みるトレイルライドを実現します。パワフルな登坂性能、ふわりと飛べる軽快さ、そしてどんなトレイルも走れる高い走破性を備えたKenevo SLなら、より長く走れ、より多くジャンプやドロップすることができ、より楽しい時間を過ごせるのです。
これだけできることが増えておきながら、Enduroの重量と4sしか変わらず、フルパワー仕様のKenovoより5.5kgも軽いKenevo SLは、ビッグマウンテンのパフォーマンスを再定義する、超軽量e-MTBです。
Kenevo SLは、バイク全体を一つとして捉えた統合的な開発アプローチで、トレイル性能の新しいベンチマークを設定します。スペシャライズドの開発チームは、シングルトラックを走るために生きているようなもの。フレーム、ジオメトリー、サスペンション、モーター、バッテリー、コントローラーなど、バイクのすべてが互いに完璧に機能するように開発しました。そこにライダーであるあなたが加わると、信じられないほどの走りがもたらされます。
フルモノコックのFACT 11m カーボンフレームは、Kenevo Super Lightの骨格であり、ハンドリング性能や軽量化のためにパーフェクトに最適化された驚異のコンポジット構造です。
Turbo Super Light モーターと320Whのバッテリーをフレームに内蔵することで、 慣性モーメントを減らし、ハンドリングの応答性を向上させるとともに、最大4時間半のペダルアシストを提供します。
もっとたくさん走りたい場合は、160Whのレンジエクステンダーを装着すると、最長約7時間のペダルアシストが可能です。
フレーム剛性は不要なたわみをなくすよう調整されており、前後のホイールが狙った通りのラインを描くため挙動が予測しやすくなります。
Kenevo Super Lightは、オールマウンテンe-MTBのハンドリング性能に新たなベンチマークを設け、定評のあるEnduroのジオメトリーを6通りに変更できます。
Kenevo Super Lightの調整可能なジオメトリーは、走る場所やスタイルを問わず、ライダーが思い描く走りを実現します。6種類のセッティングからハンドリング特性を変更し、ライダーのスタイルや走るトレイルとマッチさせましょう。ヘッドアングルは62.5、63.5、そして64.5度に、BBハイトは上下に6mm変えられます。
1 .BB ハイト調整
2 .ヘッドアングル調整
懐が深く、反応性に優れ、超高性能な170mmトラベルを備えたKenevo Super Lightは、木の根や石、サスペンションが底突きするほどの衝撃、着地がフラットなドロップ、目の前に現れる障害物すべてを飲み込みます。
ここまで完璧に動くサスペンションは、バイク全体を一つとして捉えた統合的なアプローチ手法を利用し各部を開発することで実現しました。フレーム剛性、キネマティクス(リンク設計)、レバレッジレシオ*、スプリングレート、ダンピング性能、調整機能などのすべてのサスペンション特性は、あらゆる要素が一つとなって機能することで、トレイルでの乗り心地の向上という目標を達成しています。トレイルライドを愛するエンジニア、技術者、製作者がダートと最先端のイノベーションセンターで協力し合う唯一無二のチームを結成し、ライドダイナミクスと呼ぶこのアプローチ手法を開発時に取り入れ、すべてのコンポーネントが最適化され、互いに調和して機能するように取り組みました。
※レバレッジレシオ:リアサスペンションの圧縮がリンケージを介すことで、どのくらいリアアクスルを上下(トラベル)させるかの比率。
Keneve SLのシックスバー・リンケージは、ダウンヒル世界選手権で優勝したDemoにまず搭載され、その後Enduroにも採用されました。これは雄大で過酷なトレイルに適した究極のサスペンションリンケージであり、コントロール性能、大きな衝撃の吸収性、ペダリング性能、そして耐久性を比類なきレベルで発揮します。シックスバーは、ドロップアウトの前側にホルストリンクを持つフォーバーリンケージを用いており、本質的にはFSRデザインです。これら4本のバーとホルストリンクを調整して、バンプの吸収を最適化するアクスル軌道や、ペダリング性能を向上させるアンチライズとアンチスクワットを実現できます。また、ブレーキから生じる力に影響を受けないため、ブレーキレバーを思い切り握り込んでいるときでさえ、サスペンションはアクティブに動き続けます。
※アンチライズ:ブレーキによって重心が斜め上前方にシフトするのを防ぐ性能 ※アンチスクワット:ペダリング時にリアサスペンションが圧縮を起こさないようにする性能ショックのコンプレッション側に作用するテンションリンクを追加したことで、レバレッジレシオとアクスル軌道を別々に独立して調整できる ようになり、サスペンション性能が大幅に改善しました。また、このテ ンションリンクでショックを縮めると、ショックへの横荷重を無くすこともできます。横荷重はショックの噛み込みや故障を招くため、それ自体を無くすことでパフォーマンス(動作の渋さが減ると、サスペンショ ンはよりスムーズかつ反応よく動く)や耐久性が向上するのです。 最後に、シックスバーデザインは、質量(リンケージとショック)の位置を下げて中心に集め、重心と慣性モーメントを減らすことで、ハンドリング性を向上させます。ここからより安定していながら反応性に優れたハンドリングや、トレイルでの機敏な乗り味が生まれます。
Kenevo SLのアクスル軌道は、トラベルの最初の3分の1で後方に、中間域で垂直に、そしてボトムアウト付近で前方に向かって動くようデザインされています。詳しく見ていくと、初期トラベルでの後方への軌道は、路面から衝撃を受けたホイールを後方へ逃すことで、引っかかりを減らし、それによって速度を維持できます。通常はペダリングをしない、サスペンションがさらに圧縮された状態では、軌道を前方へ移動させることで、サスペンションをペダルの踏み込みから生じるチェーンの張りと独立させ、路面からの入力に応じた反応の良い動きを可能にします。
Kenevo SLのレバレッジレシオは、Enduroで高く評価されたサスペンションパフォーマンスをそのままに、 細かなバンプをしっかり拾い、ミッドストロークでは踏ん張り、大きな衝撃を受けてからボトムアウトするまでしなやかに吸収します。このレシオは、Kenevo SL専用にRx Tuneを施したショックと組み合わせられ、サスペンションが本来の性能を存分に発揮するため、とにかく速く走ることができます。
パワフルなアシストパワーとの調和、さらなるスピード、そしてシックスバー・キネマティクスのポテンシャルを最大限に発揮させるために、エンジニアたちは既存サスペンションのバルブやスプリングレートを変更して、Kenevo SLに合わせたカスタムサスペンションを夜な夜な開発しました。
Kenevo SLの核心部であるTurbo Super Light システムのモーターとコントローラーは、ライダーが漕いだ力を最大2倍までシームレスに倍増させます。賢いアルゴリズムとライダーが開発したソフトウェアを採用する一体型コンピュータは、ペダル入力に瞬時に反応。最大240ワットのパワーと35Nm のトルクが、ペダリングを驚くほど自然で直感的にアシストします。ペダルを漕ぐことに変わりはありませんが、まるでスーパーヒーローになったような感覚が得られ、パワーとトルクをとてもスムーズに伝達するため、他のバイクではスリップしてしまう滑りやすい急坂でも、路面をしっかりと掴むのです。適切なシフティングを行い、毎分75回転以上のケイデンスを保つと、最大限のパワーと効率を得られます。他のe-Bikeでこれを達成しようとすると、スタンディングでペダル(と膝)を押し潰すように漕がなければなりません。スムーズかつシームレスにパワーをコントロールできる能力こそ、このバイクのすばらしさです。
MasterMind Turbo Control Unit(TCU)は、Kenevo Super Lightの『頭脳』。ハードウェアとソフトウェアの両方で、モーター、バッテリー、バイク、そしてライダーがどのように作用するかをコントロールします。これにより、走行中でもチューニングが行え、バイクやライドに関するあらゆるデータを表示可能。また、OTA(Over The Air)技術で無線通信に対応し、新たな機能が登場するたびにバイクをアップデートできます。さらにMission Control アプリとシームレスに接続させると、より高度なチューニングやトレイルライド中の診断なども行えます。
購入時にご利用いただける機能
• OTA技術でのアップデートで、Kenevo Super Lightの性能が向上
• MasterMind TCUはバッテリー残量を見やすい%で表示
• ピークパワーとサポートレベルを10%ずつ即時に調整できるMicroTune機能
• 画面に表示するデータを30項目の中から最大4種類まで選択可能
• 時計
• 1ワット時あたりの走行距離をリアルタイムで表示し、効率的なペダリングを
可能にする "Live Consumption"機能。
• 漕いだ力を数値化するRider Power Value機能
• よりきめ細かいトレーニングを可能にする心拍モニターとのペアリング機能。
• 高精度な標高トラッキング
MicroTune機能の使用方法
S-サイジングとは走り方に合わせたサイズ展開のことで、股下の長さではなく、あなたの好みの走り方に基づいてフレームサイズを選べます。ヘッドチューブ長とスタンドオーバーハイトが似た全4種類*のサイズから、あなたの走り方に最適な1つを選べます。サイズの数字が小さくなるにつれ、リーチとフロントセンターが短くなることからより機敏に走れるようになり、数字が大きくなると、安定性が高まり、姿勢にゆとりが生まれます。(*日本ではS2~S4までのサイズ展開)
あなたのサイズを見つけよう
サイズ選びは簡単。例えば、今までMサイズにお乗りの場合、S3がそれに相当するサイズです。ただし、よりクイックな走りをお求めなら、S2にサイズダウンするとよいでしょう。ハイスピードでの安定性が欲しいなら、S4にサイズアップしましょう。以下は全員異なるサイズを選んだ、身長173cmのライダー3名の例です。
Gloss Carbon / Black /Satin Brushed Dream Silver / white
Gloss Cool Grey / Carbon / Dove Grey / Black
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