2016.06.28

「女性のための楽しいライド」 in アルプスあづみのセンチュリーライド2016(長野県安曇野市)

アルプスあづみのセンチュリーライド2016にて開催した、女性のためのイベント。スペシャライズドアンバサダーのやっちゃんによる、イベントレポートです!

2016年5月21日(土)アルプスあづみのセンチュリーライド 受付日

今年のアルプスあづみのセンチュリーライド(以下、AACR)受付日、スペシャライズド ウィメンズチームはブースをオープン!

大会を翌日に控えた女性のために、パンク修理やロングライドについての講習を開催しました。

受付会場のメインステージでは、AACRプロデューサー鈴木雷太さんや、スペシャライズド契約ライダー・竹谷賢二さんが代表を務めるエンデュアライフによる講座などで盛り上がる中、私達のウィメンズブースにもたくさんの女性達が足を運んでくれました。

パンクはいつも主人が… まだパンクした事がないので…バイクの受け渡し日にショップで教わって以来…修理キットは持っているけれどまだ開けた事がない…

私は年間を通して沢山の女性ライダーに会いますが、たぶん、このような女性が普通なんだと思います。

私達ウィメンズチームがお伝えしたい事は、女性でも出来るよ!ということです。もし自分でチューブ交換が出来たら、不安なく遠出も出来てバイクライフがもっと楽しくなります。

というわけで、チューブ交換の講習をしました。やることは、自転車からウィールの脱着(前後輪)、タイヤレバーを使わずにタイヤを外す(タイヤとウィ―ルの相互関係もあるので難しい時もありますが…)、パンクした原因を探す、そして最後にチューブ交換です。

まずは実演。その後、見るだけではなくて参加された女性にも正確にできるまでやってもらいます。私達ウィメンズチームは参加された女性が一人一人できるまで責任を持ってレクチャーしています。

上の写真ではタイヤをウィールから外しています。中腰になっていますが、このスタイルは一番チカラが入って良いのです。

バルブの開けかた閉じ方

何が原因でパンクしたのかを確認しています

ポンプの使い方とチューブ交換をレクチャー。この時、少しだけエアーを入れておきます。

このフロアポンプは女性でも高圧までラクラク入れることができます。空気を入れるのがいつも大変!という方にぜひオススメしたい商品です。

AIR TOOL HP FLOOR PUMPをチェック>

最後に、タイヤとチューブが干渉していないか確認してから空気を入れるのも注意したいポイントです。

ウィール脱着のやり方について。後輪はちょっとだけテクニックとルールがあります。

正しいやり方をしていても、ガチャガチャという音がすると壊してしまったのではとビックリしてしまいがちですが、大丈夫!レクチャーの後はみなさんスムーズに着脱することができました

写真はローカルのYa-chanがコースの詳細な情報をお伝え中。お役に立てたかな?

続いて、ロングライド講座。大会パンフレット見ながらポイントをチェック!詳しくインフォメーションが載っているコースマップがあり、斜度も把握できます。そしてこのマップ、ライド中に背中のポケットに入ることができるサイズになっています!

勾配の説明とエイドまでの距離と休憩や補給のタイミングについてお話ししました。事前に地形を知っておくと自分でもある程度イメージが湧きます。イベント前にコースチェックをしに訪れるライダーもよく見かけます。何度走っても楽しい安曇野!

一人で輪行してこられた頼もしい女性。翌日のウィメンズチームによる「女性のための楽しいライド」へご参加くださいました。120kmクラスに参加されます。自己新となるか!?

ロングライドでは脱水症状にならないよう、こまめに水分の補給をしましょう。また、水分だけではなくエネルギーの補給も重要。身体に燃料を入れてあげないと動きません。今回のAACRではエイドステーションがたくさんあるので、エネルギーの補給という部分においては心配ありませんが、普段のライドではガス欠にならないように気を付けましょう。

そんな時にウィメンズチームがオススメしているのは、この2つ。効率よく体に吸収されるスポーツドリンク(水に溶かして飲む粉末タイプ)と、摂取した後すぐにエネルギーに変わるエナジージェル「shotz」です。詳細はこちら>
ウィメンズチームのイベントではサンプルをプレゼントしています。明日の大会にはぜひ持っていってくださいね!

さらに、見落しがちなポイントは日焼け対策です。日頃から太陽に当たらない方が急激に日光を浴びると予想以上に疲れを感じます。これは皮膚の細胞が急激にダメージを受けているからです。その場合はビタミンをたっぷり摂って回復に努めましょう。

特に、遠征してロンクライドイベントに参加する場合、前日の睡眠や食事がKeyとなります。本番に向けて、バイク同様にご自身の身体も点検と休息をとってあげましょう。

2016年5月22日(日)アルプスあづみのセンチュリーライド 当日

一夜明けて大会当時の朝、ドキドキワクワクした気持ちで朝目覚めた女性達。さあチャレンジの朝ですよ!

120km、 80kmのクラスに分かれて「女性のための楽しいライド」がスタートです。

空を見上げるとお日様のごきげんが良いですね、雲ひとつない最高の天気の下、スタートラインには早朝にも関わらず元気一杯この日を待ちわびたサイクリストが自分のクラスへ並びます。

MCアケちゃんによる“いってらっしゃーい“ いつも参加者全員に向けての愛を感じます。

ありがとう‼ 行ってきまーす‼

爽やかな朝、颯爽とペダルを漕ぎ、前に前に進んで行きます。変わりゆく景色を楽しみながら気持ち良くペダルを回せる安曇野は、サイクリストの心を掴みます。

こちらの写真の女性は、双子の姉妹で参加されました。週末はお姉さんと一緒にライドへ出かけるそうです。姉妹で走るなんて素敵ですね。

最初のエイド、あづみの公園穂高エイドにて。常念岳を見ながらブレイク中。

80kmクラスにエントリーの女性とウィメンズチームスタッフ。

こちらの女性、実は安曇野が地元という事で、一度コースを試走されたそうです。今回は以前よりもスムーズに走りたいという目標がありました。良いリズムでペダルを回していましたね。普段の練習量が想像つきましたよ。

「女性のための楽しいライド」。言う名の通り、グループライドでワイワイ楽しみながら走りました。一人で黙々とペダルを回すのも良し、ワイワイするのも良し。イベントを楽しんだ勝ちですよね。

あづみの公園穂高エイド。信州銘菓と信州産のジャムをフランスパンでいただきまーす!

あづみの公園大町エイド。写真は大人気のネギ味噌おにぎり。

大町木崎湖エイド

大町美麻エイド。プロデューサー鈴木雷太氏発見!! お豆腐が冷たくって美味しかった〜!

安曇野エイド。果汁100%!自然な甘さの贅沢なりんごジュースでのどを潤します。

今年、120kmクラスでは5つのエイドがありました。エイド毎に特色があり飽きないですね。そろそろ塩分が欲しいと感じる頃、甘いものがそろそろ食べたいなと感じる頃、良いタイミングでエイドが現われます。(写真に撮り切れなかった物があるけどごめんなさい)豪華なエイド食は、AACRのリピーターを生むヒトツですよね。

また、ボランティアスタッフのホスピタリティーが、エイドごとに本当に素晴らしくて、私たちライダーは元気をいっぱいもらいました。ありがとうございました。

みなさんには日焼けに気を付けて‼って言ったのに、やってしまいました(泣)日の出と日の入り、走るルートを考えると右側ばっかり太陽を浴びて…。来年参加される女性は特に右側にいっぱい日焼け止めを塗ってください(笑)

(写真提供:©シクロワイアードMakoto Ayano)
シクロワイアードにもやっちゃんのAACRレポートが掲載されています。詳細はこちら>

自分の限界に挑戦している女性達は、みなさんキラキラ輝いていました。グループパワーって本当にあるんですよね。みんなで高めあって進む感じがすごく刺激的で忘れられません。120kmの長い距離、女性同士良い時間を過ごす事が出来ました。

ゴールした時の達成感や感動と、その後に思う新たな目標は、来年もこの地へ戻る証です。また新たなスタートを女性のみなさんと一緒に迎えられたらいいなと思っています。

大会で使用したバイクをご紹介します。

プロチームへ機材提供されるなど、ピュアレーシングバイクと位置づけられたAmira(アミラ)。今回私はAmiraの最高グレード、S-Works Amira(エスワークス アミラ)に乗りました。ちょい乗りインプレとは違い、AACRの起伏に富んだ120kmのライドは十分にバイクの特性を感じる良い機会でした。

まず、バイクの色。女性にとって見た目は気になるところ。このS-Works Amiraは光の当たり方で紫・青・メタリックと変わりますので見栄えが良い。クールにスタリィッシュに長く付き合えそうなフレーム。シンプルなデザインなので、ウエアとのコーディネートが楽しめそうですよ。

続いて乗り味。ペダリングに対する反応は敏速で、特にストレートの漕ぎ出しにおいて、あまりにも加速がスムーズで自分の脚が強くなった?と思わせるほど。踏めば踏むだけ進み、フレームに特別クセを感じない素直な乗り味です。

また、カーボン特有の硬さについては、スピードに乗るまではスポーツカーを思わせるような加速性でこれがまた気持ちいい。レースシーンで活躍しているバイクだと誰もが感じるでしょう。バイク自体がスピードに乗ってからは、安定感とペダリングの軽さという感動が押し寄せる。ピュアレーシングかつラグジュアリーな乗り心地のバイクが、一般の女性でも手に入るんですよ。

そして、スペシャライズドのウィメンズバイクは人間工学に基づいた女性専用のフレーム設計になっているので、どんな女性も信頼できるバイクです‼

S-Works Amiraは120kmのロングライドでは想像以上にライダーを助けてくれて、もっと走りたくなる様な中毒性を持ったバイクでした。来年のAACRはもちろん、あなたの街を颯爽と走り抜けてみませんか?

S-WORKS AMIRA をチェック>

Reported by Ya-chan

参考記事:
「女性のための楽しいライド」 in アルプスあづみのセンチュリーライド2016 開催します! (2016年5月16日)
『女性のためのやさしいライド』&『はじめてのスポーツバイク、女性のためのやさしいライド』 in 荒川彩湖公園(埼玉県さいたま市)やっちゃんレポート (2016年5月3日)


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