はじめてのマウンテンバイクの選び方。スペシャライズド東京生方さんに聞いてきた vol.1

2016/06/30

はじめてのマウンテンバイクの選び方。スペシャライズド東京生方さんに聞いてきた vol.1

ゴツゴツしたブロックタイヤでオフロードに強いマウンテンバイク。スペシャライズド東京の生方店長が特徴や遊び方をご案内します。

オフロード用のゴツゴツしたブロックタイヤで少し幅が広めなフラットハンドルバー。ロードバイクやクロスバイクほど街中で見かけることは少ないですが、舗装されていない道や街中でも段差などには強いマウンテンバイク。

西新宿にあるスペシャライズド東京の生方麻希(うぶかた まき)店長にマウンテンバイクの特徴や遊び方などを聞き、全3回にわたってお届けいたします。第1回目は、マウンテンバイクの種類やそれぞれの遊び方についてご紹介いたします。

道なき道を走れるマウンテンバイク

−マウンテンバイクとはどんな自転車なのでしょうか。

「ロードバイクもクロスバイクもシティサイクルも基本的には舗装路を走るバイクです。マウンテンバイクは整備されていない道を走れるバイクでオフロードでも楽しめます。山道だったりとか、川沿いのサイクリングロードを走っていたとしても、草が生えているような舗装されていない道を走れてしまう。どこでも走れてしまうバイクです。

明らかに違うのはタイヤの太さや形。サスペンションと呼ばれるバネがマウンテンバイクにはついています。ハンドルの形もロードバイクとは大きく違います。クロスバイクのそれとは同じような形をしていますが、比較的まっすぐなもので、マウンテンバイクはモデルによってはライズといって少し上に上がっているようなモデルが多いのが特徴です。」

スペシャライズドのマウンテンバイクをチェック > 
クロスバイクの選び方、ご存知ですか? > 

山のアップダウンだけでなく、ジャンプ用や雪道用もあるマウンテンバイク

−マウンテンバイクの種類とそれぞれの特徴について教えてください。

クロスカントリーダウンヒルトレイルフリーライドファットバイクの大きく分けて5種類です。クロスカントリーは上りも下りも走れる競技用のバイク。ダウンヒルは下りが専門のバイク。トレイルは山の中にはいって上ったり下ったりを1日楽しめるバイク。フリーライドは、その他のダートやストリート向きのバイク。ファットバイクはタイヤの太いマウンテンバイクの中でもさらに太いもので、雪の上や砂地のような柔らかいところでも走れるバイクです。」

−上りも下りもできるクロスカントリーとトレイルの大きな違いはどんなところでしょうか。

「サスペンションのストローク量(上下に動ける距離)が違います。クロスカントリーはより漕ぐことを重視しています。サスペンションの沈み込みが大きいとペダリングのロスが生まれるので、ストローク量が100mm以下のものが多い。トレイルは岩を乗り超えるなど、ギャップに対してクッションを働かせて衝撃を吸収する必要があるので、ストローク量が120mm程度のものが多いです。

乗車位置にも違いがあります。トレイルは中心より後ろに寄っています。急坂を下る際に前のめりにならないように、身体の重心を後ろにかけやすくなっています。クロスカントリーは漕ぎやすい中心寄り。坂を下る際に自身で後ろに動かなくてはいけないので、よりテクニックが必要になりますが、その分走りが重視されているので前に進みます。上りでは気持ち前にいくと漕ぎやすく、クロスカントリーのほうが漕ぎやすい姿勢にもっていきやすいです。」

−ダウンヒル、ファットバイクの特徴も教えてください。

「下りに特化したものがダウンヒル。クロスカントリーとは違い下るための様々な装備、激しい下りセクションにも対応できるようになっており、重厚感があります。サスペンションのストローク量は200mm、クロスカントリーの倍あります。タイヤも太く、クロスカントリーは2.1インチですが、ダウンヒルは2.3〜2.5インチあります。

ファットバイクはタイヤが他のマウンテンバイクのタイヤと比べさらに太くボリュームがあるので、雪のゲレンデでも沈み込みません。タイヤがサスペンションのバネの役割をしてくれるので、山の中をトレイルとして走ることもできます。」

マウンテンバイク用タイヤをチェック > 

街中でのちょっとした段差も楽しめるマウンテンバイク

−マウンテンバイクの種類がいろいろありますがどんな楽しみ方ができますか。

「マウンテンバイクでどんなふうに遊びたいかがすごく大事ですね。山道も本格的に走ってみたいのであればトレイルでもいいし、もちろんクロスカントリーでもいいですね。走り重視するのであればクロスカントリー、山道での散策が目的であればトレイルを選ぶとよいと思います。」

−街中で楽しむとしたらどのタイプがおすすめでしょうか。

「もちろんクロスカントリーのバイクでも街中走ってみてもいいんです。街中を風切ってびゅんびゅん走りたい、スピードを重視したいのであれば、より軽くて前に進みやすいクロスカントリーがぴったりでしょう。

マウンテンバイクはタイヤも太いので段差もぜんぜん気になりません。ひょいひょい乗り越えられますし、1段くらい段差があったとしても気にせずに進めます。ちょっとしたギャップは得意なので、メインの通りでなく裏道をちょこちょこ走るのが楽しいです。軽い段差程度なら、立ち止まらずそのまま行けてしまうのがマウンテンバイクの魅力ですね。サイクリングロードも舗装路だけでなくその脇のオフロードも走れます。街中でファットバイクに乗れば目立つこと間違いなしです。」

−初心者におすすめのマウンテンバイクを教えてください。

「山に行く未来があるかどうかによって大きくかわります。街が80%、山20%希望くらいでクロスバイク的な感覚でマウンテンバイクに乗って少しオフロードにも足を踏み入れてみようという方には、Pitch(ピッチ)が気軽に楽しめておすすめです。もっと山にいくのであれば、サスペンションが前だけのハードテイルタイプならRockhopper(ロックホッパー)、サスペンションが前後ついているフルサスタイプならCamber(キャンバー)がおすすめです。価格帯はだいたい10万円から25万円くらいの間ですね。」

マウンテンバイクの種類や遊び方についてスペシャライズド東京の生方さんにわかりやすく教えていただきました。2回目はマウンテンバイクの各機能などについてお話を伺います。

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関連記事:
はじめてのロードバイクの選び方。エンドウ商会店長に聞いてきた vol.1 (2016年5月27日)
はじめてのクロスバイクの選び方。セオサイクル店長に聞いてきた vol.1 (2016年5月9日)

カテゴリ:
MTB
キーワード:
販売店
選び方
初心者

2016/06/30

はじめてのマウンテンバイクの選び方。スペシャライズド東京生方さんに聞いてきた vol.1

ゴツゴツしたブロックタイヤでオフロードに強いマウンテンバイク。スペシャライズド東京の生方店長が特徴や遊び方をご案内します。

はじめてのマウンテンバイクの選び方。スペシャライズド東京生方さんに聞いてきた vol.1

オフロード用のゴツゴツしたブロックタイヤで少し幅が広めなフラットハンドルバー。ロードバイクやクロスバイクほど街中で見かけることは少ないですが、舗装されていない道や街中でも段差などには強いマウンテンバイク。

西新宿にあるスペシャライズド東京の生方麻希(うぶかた まき)店長にマウンテンバイクの特徴や遊び方などを聞き、全3回にわたってお届けいたします。第1回目は、マウンテンバイクの種類やそれぞれの遊び方についてご紹介いたします。

道なき道を走れるマウンテンバイク

−マウンテンバイクとはどんな自転車なのでしょうか。

「ロードバイクもクロスバイクもシティサイクルも基本的には舗装路を走るバイクです。マウンテンバイクは整備されていない道を走れるバイクでオフロードでも楽しめます。山道だったりとか、川沿いのサイクリングロードを走っていたとしても、草が生えているような舗装されていない道を走れてしまう。どこでも走れてしまうバイクです。

明らかに違うのはタイヤの太さや形。サスペンションと呼ばれるバネがマウンテンバイクにはついています。ハンドルの形もロードバイクとは大きく違います。クロスバイクのそれとは同じような形をしていますが、比較的まっすぐなもので、マウンテンバイクはモデルによってはライズといって少し上に上がっているようなモデルが多いのが特徴です。」

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山のアップダウンだけでなく、ジャンプ用や雪道用もあるマウンテンバイク

−マウンテンバイクの種類とそれぞれの特徴について教えてください。

クロスカントリーダウンヒルトレイルフリーライドファットバイクの大きく分けて5種類です。クロスカントリーは上りも下りも走れる競技用のバイク。ダウンヒルは下りが専門のバイク。トレイルは山の中にはいって上ったり下ったりを1日楽しめるバイク。フリーライドは、その他のダートやストリート向きのバイク。ファットバイクはタイヤの太いマウンテンバイクの中でもさらに太いもので、雪の上や砂地のような柔らかいところでも走れるバイクです。」

−上りも下りもできるクロスカントリーとトレイルの大きな違いはどんなところでしょうか。

「サスペンションのストローク量(上下に動ける距離)が違います。クロスカントリーはより漕ぐことを重視しています。サスペンションの沈み込みが大きいとペダリングのロスが生まれるので、ストローク量が100mm以下のものが多い。トレイルは岩を乗り超えるなど、ギャップに対してクッションを働かせて衝撃を吸収する必要があるので、ストローク量が120mm程度のものが多いです。

乗車位置にも違いがあります。トレイルは中心より後ろに寄っています。急坂を下る際に前のめりにならないように、身体の重心を後ろにかけやすくなっています。クロスカントリーは漕ぎやすい中心寄り。坂を下る際に自身で後ろに動かなくてはいけないので、よりテクニックが必要になりますが、その分走りが重視されているので前に進みます。上りでは気持ち前にいくと漕ぎやすく、クロスカントリーのほうが漕ぎやすい姿勢にもっていきやすいです。」

−ダウンヒル、ファットバイクの特徴も教えてください。

「下りに特化したものがダウンヒル。クロスカントリーとは違い下るための様々な装備、激しい下りセクションにも対応できるようになっており、重厚感があります。サスペンションのストローク量は200mm、クロスカントリーの倍あります。タイヤも太く、クロスカントリーは2.1インチですが、ダウンヒルは2.3〜2.5インチあります。

ファットバイクはタイヤが他のマウンテンバイクのタイヤと比べさらに太くボリュームがあるので、雪のゲレンデでも沈み込みません。タイヤがサスペンションのバネの役割をしてくれるので、山の中をトレイルとして走ることもできます。」

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街中でのちょっとした段差も楽しめるマウンテンバイク

−マウンテンバイクの種類がいろいろありますがどんな楽しみ方ができますか。

「マウンテンバイクでどんなふうに遊びたいかがすごく大事ですね。山道も本格的に走ってみたいのであればトレイルでもいいし、もちろんクロスカントリーでもいいですね。走り重視するのであればクロスカントリー、山道での散策が目的であればトレイルを選ぶとよいと思います。」

−街中で楽しむとしたらどのタイプがおすすめでしょうか。

「もちろんクロスカントリーのバイクでも街中走ってみてもいいんです。街中を風切ってびゅんびゅん走りたい、スピードを重視したいのであれば、より軽くて前に進みやすいクロスカントリーがぴったりでしょう。

マウンテンバイクはタイヤも太いので段差もぜんぜん気になりません。ひょいひょい乗り越えられますし、1段くらい段差があったとしても気にせずに進めます。ちょっとしたギャップは得意なので、メインの通りでなく裏道をちょこちょこ走るのが楽しいです。軽い段差程度なら、立ち止まらずそのまま行けてしまうのがマウンテンバイクの魅力ですね。サイクリングロードも舗装路だけでなくその脇のオフロードも走れます。街中でファットバイクに乗れば目立つこと間違いなしです。」

−初心者におすすめのマウンテンバイクを教えてください。

「山に行く未来があるかどうかによって大きくかわります。街が80%、山20%希望くらいでクロスバイク的な感覚でマウンテンバイクに乗って少しオフロードにも足を踏み入れてみようという方には、Pitch(ピッチ)が気軽に楽しめておすすめです。もっと山にいくのであれば、サスペンションが前だけのハードテイルタイプならRockhopper(ロックホッパー)、サスペンションが前後ついているフルサスタイプならCamber(キャンバー)がおすすめです。価格帯はだいたい10万円から25万円くらいの間ですね。」

マウンテンバイクの種類や遊び方についてスペシャライズド東京の生方さんにわかりやすく教えていただきました。2回目はマウンテンバイクの各機能などについてお話を伺います。

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