■素材:プレミアムハイモジュラスカーボンファイバー、ステム用チタンボルト
■サイズ:15種類、ステム長75mm〜135mm、ハンドルバー幅380mm〜440mm (日本展開14種類)
■ベンド形状:ドロップ125mm、リーチ75mm、フレアはドロップ部で4度
■ステム角度:-6度
■重量:310グラム (100mm x 420mm)
■ケーブル配線方式:Shimano、SRAM、Campagnolo (内装式、電動ドライブトレイン対応)
■ボルト式のRovalアクセサリー/コンピューターマウントキットが付属
※取付可能なデバイスの合計重量は200gです。
■マウントの取扱説明書はこちら
■耐荷重:125kg
■フォークコラムにクランプする箇所の高さは41mm※です。Future Shock搭載バイクには取り付けができません。
※スペシャライズド製のステムの多くは40mmです。
一般的なステムから交換する際、スペーサを外す、コラムカットなどの調整が必要な場合があります。またバイクのコラムカットの状況によって、取り付けできない場合があります。
INSTRUCTION MANUAL/取扱説明
警告!注意事項をよくお読みください。注意事項に従わない場合、重大な事故や死亡事故につながる可能性があります。以下の指示をお読みください。■自転車の組み付けには、訓練と経験を必要とする複雑な作業です。この製品に関して、あなたの組み付けの知識、技術に不安がある場合はサポートショップのメカニックに作業を依頼することをお勧めします。 ■自転車を構成するすべての部品は、組立、保管、および乗車の際に注意が必要です。組立時のトルク管理とともに日常点検を実施し安全を確保してください。外部のへこみ、擦り切れ、深い引っかき傷、打痕、破断、欠け、その他の損傷がある場合、破断する可能性がありますので、交換する必要があります。特にカーボン素材の損傷は、視覚的に認識することは困難です。衝撃を受けた等の損傷の疑いがあれば、視覚的に損傷を認識できる場合もそうでない場合でも、サポートショップにて検査することを推奨します。 ■この取付説明書の推奨トルクは、スペシャライズド製品に限定されます。推奨トルクを超えないようにしてください。組み付け相手側の部品に関しては、それぞれの部品の推奨トルクを参照し、常に低い方のトルクでの締め付けを推奨します。 ■スペシャライズド製のMTBハンドルバーの直径は31.8mmです。ハンドルバーの直径はステムに適合していることを確認してください。 ■ハンドルバーに接触するステムの面とブレーキレバーのクランプ面にバリがないことを確認してください。バリがある場合、ハンドル表面が損傷し破損する恐れがあります。 ■クランプ面にグリスなどの油分がないことを確認してください。油分によって、固定に必要な摩擦力が得られない可能性があります。摩擦力を高めるために、カーボンアセンブリペーストの塗布を推奨します。 ■スペシャライズド製のカーボンハンドルバーは、軽量にするため、すべての用途には適合しません。カーボンハンドルバーに関してライダー体重の上限は109kgです。
ハンドルバーの取付け(図1) ■ステム側に組立手順が設定されている場合には、そちらに従ってください。 ■ステムとハンドルバーの中心を合わせ、取り付けたい角度にハンドルバーを設定します。 ■ステムのフェイスプレートを取り付け、仮止めします。 ■ボルトを手の力で均等に締め、ステム本体とフェイスプレートの隙間がそれぞれのボルト位置上で均等であることを確認します。 ■ボルトの締め付けは、図1の順番で0.5N・m (5in-lbf)ずつ、規定トルクになるまで締め付けます。ステム製造者の推奨トルクを参照し、スペシャライズドの推奨トルクを超えないようにしてください。 *4-ボルト:4.5 N・m (40in-lbf) *2-ボルト:9.0 N・m (80in-lbf)
ハンドルバーのカット(図2) ■バーエンドを組み付ける場合は、必ずハンドルバーの先端にバーエンドプラグを取り付けてください。バーエンドおよび、バーエンドプラグの締付けトルクについては各製造者の推奨トルクを参照してください。 ■ハンドルバーはカットして使用することができます。バーエンドを組み付ける場合は、最大10mmまでカットできます。バーエンドを組み付けない場合は、最大20mmまでカットすることができます。
シフト/ブレーキレバーの取り付け ■ハンドルバーに取り付ける際、シフト/ブレーキレバーのクランプをねじこまないでください。カーボン素材の表面の損傷を避けるためです。適切なシフト/ブレーキレバーの締付けトルクについては各製造者の推奨トルクを参照し、スペシャライズド製ハンドルバーの締付けトルク上限、4.5N・m (40in-lbf)を超えないでください。
商品説明
ハンドルバー
まったく新しいRoval Rapide Cockpitは、あなたを最速でゴールラインへと導くだけではありません。その断面形状は空気抵抗を可能な限り減らし、すでに高い空力性能を誇る Rapide HandlebarsとTarmac SL7 Stemの組み合わせから4ワットを削減。スペシャライズドの中でもっとも空力性能に優れたなコックピットとなっています。レースに勝てるアドバンテージを得るには、単なるエアロ形状だけでは不十分。そこで、Rovalのエンジニアリングチームはある目標を掲げました。それは、 Rapide Cockpitをスペシャライズド史上最速とし、妥協を一切しないというシンプルなもの。世界トップクラスのレーサーやRetülのプロフィッターと協力して開発したこのコックピットは、空力性能に優れ、軽量で高剛性。使えばきっと、勝利の女神はあなたに微笑むでしょう。
空力性能:ハンドルバーをステムに固定するボルトをなくすと、バイクの中でもっとも重要なこの先端形状の一つをエアロフォイル(空中翼)として設計できます。長距離に及ぶ単独の逃げやワールドツアーのゴールスプリントなど、空気抵抗の低さが問われる場面のためにこのエアロフォイルを最適化し、最大のアドバンテージを得られるようにしました。そうして削減できた空気抵抗は4ワット。少なく聞こえるかもしれませんが、距離250mのゴールスプリントで換算すると、32cm*の差に相当します。勝敗がハンドル投げで決まる接戦のスプリントでは、この僅差が勝利をもたらすのです。
軽量かつ高剛性: Rapide Cockpitはステムのボルトを持たず、別体式の Rapide HandlebarsとTarmac SL7 Stemの組み合わせより50g軽量です(100mm x 420mmの場合)。プレミアムハイモジュラスカーボンファイバーで作られ、ワールドツアーでトップクラスのスプリンターが望む高剛性を発揮。スペシャライズドが作製したどの別体式バーステムコンボよりも、高い剛性対重量比を誇ります。
フィット:一体式コックピットは、各ライダーに適したサイズを用意できないと思われてきました。そこで、Retülのプロフィッターや世界最高峰のレーサーと協力して、ステム長とハンドルバー幅の組み合わせを15種類用意。ほぼすべてのライダーが自分に最適なフィットを見つけられるようにしました。ステム角度は-6度のみが用意され、最適なポジションでレース本番を走れます。ブラケットからドロップにかけての曲線は、スタンディングでのゴールスプリントでも、身体を縮ませたエアロポジションでも、手首に負荷がかからない曲率に設定。一方のベンドとフレアは、定評ある Rapide Handlebarsと共通です。
*実際のパワーデータ、コースデータ、自社風洞施設Win Tunnelでのテストで得たCdA値を用いて、ライドサイエンスチームがシミュレーションから算出。
※Rapide CockpitをTarmac SL7に取り付ける場合、2通り組立方法があります。別売のRapide Cockpit専用アッパートランジションを使用すると、よりエアロダイナミックな外観を実現します。また、ノンエアロ用ロワートランジション(S-Works Tarmac SL7 Framesetには付属)を使用しての取り付けも可能です。いずれのトランジションも、スペシャライズドの正規販売店でお買い求めいただけます。