記念すべき第100回ロンド・ファン・フラーンデレン。男女2人の世界チャンピオンがそれぞれのレースで、それぞれの戦い方を見せ勝利しました。
リジー・アミステッドにとって、2016年で4度目となるメジャーレースにおける勝利です。この世界を目下支配中であるリジーは、距離141kmのロンド・ファン・フラーンデレンにて優勝、このレースは今日までで、彼女がタイトルを獲得したことのない唯一のレースでした。リジーは平均速度37.91km/h、3時間53分38秒のタイムでアウデナールデへゴールし、写真判定の末に優勝しました。
リジーが使用した機材は以下になります。
バイク: S-Works Amira >
ヘルメット: S-Works Evade >
サドル: Ruby >
シューズ:S-Works6 Road >
タイヤ: S-Works Turbo >
オランダを拠点とするボエルス-ドルマンスのチームは、レースを支配しようと努力しました。3人のチームメンバーが第2集団の後ろにつき、エマ・ヨハンソンから逃げようとスプリントをしていたアミステッドを先頭で守りました。シャンタル・ブラークは3位、メーガン・ガルニエは4位、エレン・ファン・ダイクは6位に入賞しました。
ワールドツアーのリーダージャージは、アミステッドが再び着ることになりました。ワールドツアー総合ランキングでは、シャンタル・ブラークが2位、メーガン・ガルニエは4位という成績となっています。
1時間後、ペテル・サガンが第100回ロンド・ファン・フラーンデレンで優勝、彼自身初の歴史的な勝利となりました。
サガンが使用した機材は以下。
バイク: S-Works Tarmac >
ヘルメット: S-Works Evade >
シューズ:S-Works6 Road >
タイヤ: S-Works Turbo >
ホイール:Roval CLX 40 >
フィニッシュラインを走り抜けてすぐに、「皆を置いてきぼりにするのは最高だ」と彼は言いましたが、実際にやってのけました。最初の決定的瞬間は、2015年世界チャンプのミハウ・クビアトコウスキーが残り30km地点でアタックを仕掛け、ペテル・サガンとセプ・ファンマルクが彼の後を追った時でした。サガンはレース最後の坂であるペテルブルグで、もはや引き返せないところまで来ていました。ここで彼はセプ・ファンマルクを置き去りにし、ファンマルクとカンチェラーラの追跡から、最終15kmにわたって逃げ切ることに成功したのです。
ズデネク・シュティバルが8位、ニキ・テルプストラも10位でトップ10入りを果たしました。
スロバキア出身のサガンは、UCIのランキングで2位に307ポイント差をつけ、首位に立っています。
サガンは自身の勝利を、先週、突如不幸にも亡くなったアントワーヌ・デモワティエとダーン・ミングヘールのベルギー人ライダー2名と、昨日のトレーニング中に激しく落車した彼のチームメイトのマツィエイ・ボドナルに捧げました。
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