スペシャライズドのロード用アパレルはとても機能的。RBXタイプジャージについて自転車業界初心者のモモヨが丁寧にご紹介します。
皆さまこんにちは。自転車業界初心者のモモヨが、スペシャライズド製品について勉強しながら皆さまにご紹介するスペシャライズ道。
今回はロード用アパレルをクローズアップします。前編ではSL ProとSL Expertをご紹介しました。
詳細はこちら>
中編では、以下の商品についてご紹介します。
RBX Pro Jersey Short Sleeve(税込み価格:15,120円)
RBX Pro Jersey Bib Short(税込み価格:18,360円)
RBX PRO JERSEY SHORT SLEEVE を見る >
RBX PRO JERSEY BIB SHORT を見る >
RBX Drirelease Merino Jersey(税込み価格:12,960円)
RBX DRIRELEASE MERINO JERSEY を見る >
(こちらのモデルはボトムの販売はありません。)
前編でご紹介したSLタイプはフォームフィット。1秒を争うレース志向の方におすすめのモデルです。
今回ご紹介するRBXタイプはスタンダードフィットで、タイムを気にせず楽しむライドの際におすすめ。長時間・長距離のライドでの快適性を求めたデザインです。RBXとはバイクの名前にもなっているRoubaix(ルーベ)の略です。
快適なロングライドを楽しめるバイク、ROUBAIX(ルーベ)をチェック>
○生地
RBX タイプはシルエットこそゆったりとしていますが、生地へのこだわりはたくさんあります。
RBX ProはSLタイプにも使用されているVaporRize™(ヴェイポライズ)生地。蒸れを逃がし、汗を素早く蒸発させます。また、肌触りもなめらかで軽量。長時間のライドにも快適な着心地です。
また、日焼け防止素材のDeflect®UV 50+によって紫外線をカット。日焼けから来る疲れも軽減できます。
Cold Fabric(コールドファブリック)テクノロジーをによって濃い色のジャージでも表面温度が高くなりません。
背面は縦に異なる生地が使われており、通気性の高いデザインとなっています。
RBX Drirelease Merinoの生地はdrirelease®(ドライリリース)メリノウール。
drirelease®とはOptimer Brands社が開発した画期的なテクノロジーです。@透湿性、A速乾性、BFreshGuard処理による防臭性、C熱調整機能 に優れていますので、ロングライドでたくさん汗をかいても快適です。また、何といっても肌触りがやわらかく着心地は抜群。洗濯によってこの効果が落ちることもなく、生地が毛羽立ったり静電気でまとわりつくこともありません。
Deflect®UV 30による日焼け防止機能も備えています。
○ポケット
SLタイプのポケットと比べて大きな違いはその容量。RBX Proと RBX Drirelease Merinoともにポケットの底にマチがついているので、少し大きめの荷物も入れることができます。
RBX Proはリアポケットが3つあります。左右のポケットの内側には更にファスナーのついたポケットがあり、お金やカギなど貴重品を守ります。そしてこのファスナー付きポケットは背中からの汗を通さない生地を使用しているので、スマートフォンなどの電子機器を収納できます。
中にポケットが付いています。
さらに、両サイドには隠しポケットも!合計6箇所にポケットがあります。
RBX Drirelease Merinoにもリアポケットが3つと、ファスナーのついたポケットがあります。そしてこのファスナー付きポケットは背中からの汗を通さない生地を使用。
さらに、ファスナー付きの胸ポケットが付いています。軽いものならこの胸ポケットに入れてもいいですね。
○快適さへのこだわり
両方とも、ファスナーは下まで下げることができますので暑さを感じたら全開にして空気を通すことができます。
さらに、のどもととすそにはファスナーの金属が肌に当たらないようにカバーが付いており、ファスナーに沿って裏布がついています。快適性を考慮した細かいポイントですね。
(RBX Proと RBX Drirelease Merinoともに)
腰まわりはゴムとなっています。ゆったりと着ながらも、腰でやさしくとまり、ライド中に風を受けて生地がばたつくこともありません。
(RBX Proと RBX Drirelease Merinoともに)
裏側にもこだわりが。生地が重なる縫い目の角が肌に当たらないよう、カバーとなる布がついています。
(RBX Proと RBX Drirelease Merinoともに)
次にBibショーツです。ボトムはRBX Proのみ販売しています。
○生地
ジャージと同じVaporRize™生地です。蒸れを逃がし、汗を素早く蒸発させます。また、濃い色でも表面温度を低減するCold Fabricテクノロジーを採用。長時間のライドにも快適な仕様となっています。
レッグカフス(すそ部分)の滑り止めはシリコンのプリント。ライディング中にすそが上がってきません。
○パッド
RBX Proのパッドは人間工学に基づいて設計されたBody Geometry RBX Proシャモア。
SLタイプと同じ、エラスティックインターフェイステクノロジーを使用したカーボン糸で作られており、@高い伸縮性、A快適な通気性、B吸水性、C熱調整機能、D摩擦の低減、E静電気を抑える、F抗菌作用、を持つ高機能な素材です。やわらかくて通気性がよく、さらに血流を確保します。
また、パッドの一部分にはゲルが入っており快適なライドをサポートします。
○形状
SLタイプと同様に「アーティキュレーテッドサイクリングフィット」です。これは、人体工学に基づいた立体縫製を意味しておりライディング姿勢に最適なパターンとなっています。
さらに腰周辺の左右にリアポケット付き!
5月22日(日)はアルプスあづみのセンチュリーライドが開催され、スペシャライズドでも多くの社員が出走しました。SL Proを着る男性が多い中、唯一RBX Drirelease Merinoを着ていたTTBチームのT井さんにお聞きしました!
T井さんはなぜRBXタイプを選びましたか?
「一番の理由は…最近お腹が出てきた僕にとって着やすいからです。少しゆとりのあるシルエットなので快適です。また、生地がやわらかくて着心地がいいですね。」
そんなT井さんのお腹は現在少し大きめ…ところでBibは苦しくないんですか?
「お腹が出ている人こそ、Bibタイプがオススメです。締め付けがないのでとても楽ですよ。お腹でとめるパンツタイプだと、ライド時の前傾姿勢の際に少し苦しいんです。RBXタイプのジャージを合わせれば、ピタピタではないので体のラインも気になりませんよ。」
(左がフォームフィットのSLタイプ。右はスタンダードフィットのRBXタイプです。)
「また、着心地もそうですが、RBXタイプはデザインとカラーが好みでした。」
レーシングモデルでロゴが大きいSLタイプと比べるとRBXタイプはよりカジュアルなデザインです。普段の服に違和感なく溶け込むので通勤や通学にも気兼ねなく使えますね。
RBX PRO JERSEY SHORT SLEEVEをチェック >
RBX PRO JERSEY BIB SHORTをチェック >
T井さん、ありがとうございました!
細かいポイントにもこだわっている、快適性を追求したジャージでしたね。特にRBX Drirelease Merinoは本当に肌触りがよいので、ぜひ皆さまに手にとって確かめていただきたいです。
次回は女性用アパレルをご紹介します。
先日、女性用アパレルは限定デザインが入荷しました!もうチェックしていただきましたか?
スペシャライズドがサポートするウィメンズプロチーム、「BOELS DOLMANS(ボエルス ドルマンス)」のレプリカジャージです。ジャージとBibショーツを合わせるとグラデーションになるデザインです。明るい色のグラデーションがとてもかわいいですね!
こちらはSLタイプなのでぴったりとしたサイズをお選びください。
また、Amira Expert(バイク)やS-Works Evade、ProperoU(ヘルメット)にもボエルス ドルマンスレプリカがありますので、トータルコーディネートが可能です。
ボエルス ドルマンスレプリカ アイテム一覧はこちら >
AMIRA EXPERTをチェック >
お買い求めはスペシャライズド正規取扱店、もしくはオンラインストアまで!
関連記事:
スペシャライズ道〜ロード用アパレル・前編〜こだわりぬいたジャージで快適なライドを!(2016年5月20日)
2016年春夏アパレル紹介〜ライフスタイル/カジュアル編〜(2016年3月15日)