Lucy Charles (ルーシー・チャールズ)、若干24歳にして、2017 Ironman World Championshipsで2位に輝きました。
イギリスのLucy Charles (ルーシー・チャールズ)は若干24歳にして、ハワイ州Konaで開催された2017 Ironman World Championships Pro Womenで2位に輝き、観客の注目を集めました。
スイムのコースレコードに惜しくも5秒届かなかったものの、トップガンのようなスピードでスイムを終え、トップでバイクパートへと進みます。フィアンセでトライアスロンのパーソナルコーチでもあるReece Barclayとバイクのトレーニングを強化した成果が実り、快調にバイクをすすめレースをリードします。
世界一厳しいコースで、彼女のリードはダニエル・リフに大きなプレッシャーを与え続けます。180kmのバイクパートでは175kmまで安定した走りで独走。惜しくも最後の5kmでダニエル・リフにトップの座を譲りましたが、その後のランでも強い日差しが照り続く中崩れることなく歩を進め、プロとして初めてのIronman World Championshipsを2位でゴールしました。
ルーシー・チャールズが使用した機材はこちら
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10年の競泳キャリアがある彼女は、3年前の2014年にトライアスロンをはじめます。その翌年には70.3とIronmanにおいてAgeグループのチャンピオンに輝くなど頭角を現します。2016年にプロに転向したのち、すぐにLanzarote(ランサローテ島)で行われたIronmanで優勝を勝ち取りました。
そして今回の2位。彼女の輝かしいパフォーマンスは、今後のトライアスロン界に新しい風をもたらすことは間違いありません。
Swim | 48:48Photography by Michal Cerveny
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