先週より発売になった話題騒然のS−Works7とEVADEU。契約アドバイザー竹谷賢二さんのインプレッションをお届けします!
トップアスリートとしての経験を活かし各種レースやイベントなどで自身のノウハウを惜しみなく提供し、スポーツバイクの普及と発展に積極的に携わっている、スペシャライズド契約アドバイザーの竹谷賢二さん。新しくなったS-Works7とEVADEUをすでに使用してもらいましたので、いち早くそのインプレッションをお届けいたします!※竹谷さんが写真で使用しているものはヨーロッパモデルのため、日本での展開はありません。日本ではアジアフィットのみの展開になります。
ーS-Works7を使用されてみていかがですか?
・ペダリングはもちろん申し分なし!
ソールの剛性は高く、そして軽量でもありペダリングはもちろん申し分ないです。
カスタムフットベッド(※)を併用すればさらに自らの骨格とカーボンソールが寸分違わず一体化する感じがあり尚良いです。
・長時間履き続けられる快適フィット
S-Works6はタイトフィットでペダリングだけを考えると良かったのですが、イベントやテレビ収録などで一日中履き続けて時には立ちっぱなしだったりする場合は、踵やタン、前足部側面に皮膚の擦れとしびれが出ることもあり、快適な履き心地がウリのTORCH2.0を最近は愛用していました。その快適性と比較してもS-Works7は遜色なく、遊びとゴワつきのないぴったりフィットは最高に気持ちの良いものです。
・蒸れを防ぐ通気性
テストライドは冬の時期に行っていますので正直寒くもありますが、シューズカバーと少し厚めのウインターソックスでハードトレーニングしていると感じた蒸れを放出してくれていることもわかります。これは夏場のレース、山岳ライドしている時には強烈なメリットになるでしょう。
・軽く気持ちの良いクリックのBOA
足を通す時に必ず触れるS-3BOAダイヤルはひとクリックがとても軽く、音も作動音もカッチリ綺麗な高音で締めたり微調整していてとても気持ちよく、毎回履くのが楽しみになりますね。
ーS-Works EVADEUはいかがですか?
・寒いくらいの通気性
正直EVADEは冬に被るのにピッタリな防寒ヘルメットでしたが(苦笑)、このEVADEUは寒いくらいのエアフローを感じます。自分の場合はエアロ最優先で宮古島やコナなど真夏の暑さのトライアスロンでもSW TTヘルメットを被ったりしますが、EVADEUはTTに迫るエアロ性能と通気性が両立しているので間違いなくこちらを選びますね。
・軽く感じる重量バランス
深い前傾姿勢のエアロポジションをしているとヘルメットの重さ、重量バランスを感じます。重いともちろん首肩の負担になりますし、前にずり下がってくるのも不快なのですが、EVADEUは自分史上最高に低くなった今のエアロポジションでも軽く安定感があります。
・エアロポジションでの前方視認性
合わせて前部の形状、フチが視界に入ると前方を見ている時に余計に頭を上げなければならないのですが、EVADEUはそこもバッチリ工夫されているのか低い姿勢でも前が明らかに見やすくなりました。
・前部パッドのピシッとしたホールド
前部パッドも素材と配置が改善されていてより細かい調整が可能なMindsetマイクロダイヤルフィットシステムと一体になって頭にバンダナを巻いたようなピッタリフィットでホールド性が高くなってます。
・装着しやすいマグネットバックル
前モデルはEVADE TRIのみマグネットバックルを使用していましたが、EVADEUはすべてマグネットバックルを採用しています。1秒を争うトライアスロンにおいて有利になること間違いありません。(※)
ー竹谷さんが使用しているハイパー/アシットラヴァのカラーについて教えてください!
ド派手カラーのコーディネート、一般道路でしたら被視認性は安全に役立ちますし、トライアスリートでしたらランシューズ自体が派手なカラーを好むのでバイクシューズとヘルメットも好ましいかと思います。このモデルでしたら、赤系と黄系の二色のグラデーションになっていますが、どちらかの系統の色のコーデに合わせれば、もう一方の色は差し色になって良いかと思います。自分でしたらエンデュアライフの赤系統のジャージに合わせ、黄色が差し色ということになります。
あるいは黒基調のウエアにアクセントとするのもよいと思いますよ!
竹谷さん、早速のインプレッションありがとうございました!竹谷さんの更なるパフォーマンス向上に必ずや力になることでしょう。そして今シーズン乗車されるシルバーのSHIVにアクセントカラーとなり、レースでもより目立つこと間違いなし。今シーズンもたくさんの活躍期待しています!
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※カスタムフィットベッドは2月下旬よりサービス開始になります。取り扱い店舗などの詳細は公式ホームページ内にてご案内いたします。(https://www.specialized.com/jp/ja/)
※日本自転車競技連盟公認モデルです。シールは箱の内側左に添付されています。
※竹谷さんが写真で使用しているものはヨーロッパモデルのため、日本での展開はありません。日本ではアジアフィットのみの展開になります。
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