複雑な地形を織り成すこの世界で、自由な走りを手に入れられるホイールがデビュー。
●ライドで自由を感じよう
「固定観念」はあまり良い意味の言葉ではありません。ライドに関しては、自由に楽しみたいものです。走る道は、平らであったり急勾配であったり、または見事に滑らかであったり穴ぼこだらけであったりするでしょう。また、アスファルトが継ぎ目なく舗装され、グラベルが洗濯板のようにうねり、あるいは細いダートロードが森の中に刻まれていることも。運が良ければ、これらすべてを1度のライドで体感できます。
冒険や自由は、私たちがライドをする理由の根底にあります。自動車では行けない場所へ行き、徒歩より速く移動し、行動範囲をさらに広げ、人が通らない道を楽しみ、予測できない地形に立ち向かう。これこそまさに、私たちがライドに求めるものです。
自由への憧れや冒険のニーズを満たしてくれるツールを探求する中で、スペシャライズドは新たなTerra ホイールの開発に至りました。
Terra CLX ホイール Frontをチェックする>
Terra CLX ホイール Rearをチェックする>
●ロードホイールの軽さとMTBホイールのタフさに加え、回転は非常にスムーズ
新しいTerra ホイールは、オンロード、オフロードを問わずに走るライダーの多様なニーズに合わせ、最先端のパフォーマンスを提供します。そのために、過酷な環境におけるニーズとは何なのかを、徹底的に究明しました。
耐久性:最寄りの舗装路は数キロ先、携帯電話は圏外。この状態でホイールが壊れることほどつらい思いをすることはありません。Terra ホイールは、スペシャライズドのもっとも厳格なオフロード走行テスト基準に合格済みです。
軽量性:軽さはパフォーマンスを重視する上では当然の要素であり、特に1日で長距離を走る場合に重要です。Terra ホイールと同等のリム幅でより軽いホイールは、現在販売されていません。Terra CLX ホイールセットの重量は、たったの1296グラムです(リムテープとチューブレスバルブ込み)
走行性能:走行性能ももちろん重要です。どのTerraホイールも統合した一つのシステムとして設計し、自信を持ってハンドリングでき、とても快適に走れます。
汎用性:汎用性は、オンオフ混ざった道を走る場合に欠かせません。Terra ホイールは幅広いタイヤサイズや空気圧に対応し、高い汎用性を持っています。例えばTerra CLXホイールは、28から42cの幅のタイヤに、最高空気圧90PSIまで入れて走れるのです。
チューブレスでの使用:チューブレスでの使用を前提に、リムをデザインしています。内側の溝を狭めてあるため、タイヤのビードがリムにぴったり接触し、簡単に空気を入れられます。また、外側に向かって徐々に下がっていくリムサイドの形状が、超低圧でもタイヤをしっかりとホールドします。
●一つのシステムとして機能させるアプローチ
Terra ホイールは、フランジ径、スポークの数やスペック、組み方など、各部が相互に作用し合って機能するようデザインされています。これによりスペシャライズドのエンジニアは、ハブやスポーク、さらには組み方を指定しないことで生じる不確定要素を排除することができます。その結果、軽さ、強度、耐久性、乗り心地のどれをとっても最高のホイールが完成します。例えば、それぞれのスポークがリムのどの部分と接触するかを正確に把握しているので、その部分を補強しつつ、リムのカーボンレイアップを最適化しました。また、各スポークとリムとの交差角度を知ることにより、その角度の通りにリムにスポーク穴を空けることで、ニップルとリムとの間で生じる圧力を完璧に分散させることができます。
●CLX リム - 使えばぞっこん
汎用性こそ、路面を問わず走る際にもっとも求められるため、CLXのリムは28から42cまでのタイヤ幅に対応し、28c タイヤで最高90PSIまで入れられるよう作られています。さまざまなタイヤ幅だけでなく高圧にも対応させたことで、汎用性がかつてないほど高まりました。低圧でも高圧でも優れたパフォーマンスを確実なものとするべく、フックビードのリムを採用しています。
Terra CLX ホイール Frontをチェックする>
Terra CLX ホイール Rearをチェックする>
●CLX EVO リム - ワイドリムと言えばこれ
壮大な地形を走るには、ビッグなタイヤが必要です。そしてビッグなタイヤは、ワイドなリムでこそ最高の性能を発揮します。Terra CLX EVOホイールはリムの内幅が30mmもあり、タイヤをしっかりと支えて安定した走りを可能にし、タイヤのボリュームを増やして荒れた路面で浮かぶように走れます。他のどの市販ロードホイールよりも太く、最大2.1インチまでのタイヤを楽々と装着できます。お乗りのフレームがその太さのタイヤに対応していれば、あなたがどうしても走りたい過酷な路面に必要なタイヤを、CLX EVO ホイールに装着することができるのです。
●より速く、頑丈で、信頼性の高まったハブ
Terra ホイールセットに使われるAero Flange ハブは、前後12mm スルーアクスルを採用し、速く、頑丈で、軽いホイールに欠かせない構成要素です。エアロ性能を最適化し、幅の広いブレース角で強度とハンドリング性を高めたこのハブは、さらに精密になった新しいDTスイスのEXP フリーハブを採用しています。このEXP フリーハブは、可動するスターラチェットが一つになりました。これにより、抵抗と重量が軽減されると同時に、ベアリングをより外側に移動させたことでアクスルの強度が高まっています。Shimano HG用とSRAM XDR用のフリーハブが用意されています。(日本ではShimano HGのみの展開)
●テストにテストを重ね…
デザイン、プロトタイプ作製、テスト、そしてまたテスト。すべてのデザインやプロトタイプ作製の工程は、テストのために存在します。世界中の才能豊かなライダーが、Terraホイールの実走テストを行いました。彼らはあらゆるコンディションでスペシャライズド製品の限界を試し、弱点を見つけ出してはそれを教えてくれます。ライダーの意見により、デザインが白紙に戻ることもありますが、私たちはとても感謝しています。また、実世界での掛かる力を際立たせ、強度、剛性、重量などの重要な数値に関するデータを生成することで、研究室でもTerraホイールのテストを行いました。このテストデータを、Terraホイールに似た、これまでに私たちが作製したすべてのホイールや他社製ホイールと照らし合わせたところ、質的にも数値的にも優っていることがわかりました。
++++++++++++++++++++
■Terra CLXホイール:あらゆる道をこれ1つで。Terra CLX ホイール Frontをチェックする>
Terra CLX ホイール Rearをチェックする>
■Terra CLX EVOホイール:モンスタークロスには、モンスターホイールを。
こんなモンスター、一体どこで使うのかって?どこを走るときにもお使いいただけます。
Terra CLX EVO ホイールセットをチェックする>
関連記事:
THE ROVAL CLXPERIENCE ロヴァ―ルディスクホイールで至高の走りを体験しよう!(2019年9月6日)
ショップ店長・スタッフたちのツール・ド・おきなわ決戦バイク考―TARMACか、それともVENGEか(2018年11月8日)
ロードバイクはホイールで変身する。スペシャライズド「ロヴァール」を今、選ぶ理由(2017年2月21日)