過去最もタフなコースと評された2020年の世界選手権。Tarmac SL7が、エアロ性能、剛性、軽さのすべてを持ち合わせた『すべてを征す一台』と証明しました。
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イタリア・イモラで行われた2020年UCI 世界選手権では、スペシャライズドのライダー達が輝かしい成績を残しました。ジュリアン・アラフィリップはTarmac SL7に乗り、6時間半ものレースで優勝。憧れ続けた念願の世界チャンピオンのタイトルをついに手に入れたのです。
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ドゥクーニンク・クイックステップによるアラフィリップのコメントは次の通り。
今の気持ちはなかなか言葉で表せられません。いろいろな感情が頭の中を駆け巡っています。僕の中でもっとも誇れる勝利であり、父にいつか取ると約束した勝利です。
残り12km地点でアタックを始め、後続との差が開き出したら、限界ギリギリで先頭を走り続けることだけに専念しました。
たった一人でゴール地点にたどり着くと、夢が叶ったことが信じられませんでした。
誰もが憧れるレインボージャージは、サイクリング界のなかでもっとも輝いていて、これを12ヶ月間着られる自分がとても誇らしいです。
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ツール・ド・フランスを終えたばかりのアラフィリップが、今回の世界選手権でフランス人として23年ぶりとなる世界チャンピオンの座を勝ち取るのに必要だった休息期間はわずか一週間。彼は残り12km地点でアタックを仕掛け、2位以下に大きな差をつけたまま、単独優勝しました。雨予報のこの日、彼はRoval CLX50とチューブラータイヤの抜群の組み合わせを選び、過酷なコースを戦い抜きました。
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アラフィリップ使用機材:
Bike:Tarmac SL7
Wheels:Roval CLX50 Disc Wheel
Helmet:Evade ll
Shoes:S-Works 7
ジロ・ローザの総合優勝に輝くこと3回、ボエルス・ドルマンスのアンナ・ファンデル・ブレッヘンは、イタリア・イモラのUCI世界選手権を絶好調で迎えました。彼女は木曜日の個人タイムトライアルでShiv TTに乗って2位に15秒差をつけ、この種目では初となる世界一の座を獲得。過去4度の悔しい2位を経て、ようやく頂点に輝きました。
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中一日を経て、距離143kmのロードレースでは、30名のメイン集団が最後の上り坂「チーマ・ガッリステルナ」に差し掛かると、アンナは抜群のタイミングでアタック。ラスト41qを持ち前の独走力を見せつけ優勝。2位とは1分20秒差。新しいTarmac SL7が上りと同じだけ他のすべての区間でも速く、平坦区間では世界一に輝くほどのエアロ性能を備えていることを証明しました。これほどまでに「すべてを征す一台」の名がふさわしいバイクは他にありません。
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チームの作戦は、4周目の上りで攻撃を仕掛けること。フィニッシュまで41q地点というのは距離が長かったけど、みんな疲れた状態で挑む最終周回だとアタックを決めれるかどうか分からなかった。アネミエク・ファンフルーテンもいたから、自信を持って勝負に挑んだ。
アンナは2018年に続き、女子エリートロードレース世界選手権を2回制覇し、同レースでのオランダ人選手による4連覇に貢献。男女問わず世界選手権の同年タイムトライアルとロードレースの2冠達成では、1995年のフランス人のジャニー・ロンゴに次ぐ史上2人目のレーサーとなりました。これまでにクラシックレース、ステージレース、世界選手権、ヨーロッパ選手権、オランダ選手権での優勝とオリンピック金メダルを獲得してきた彼女は、おそらく史上最強の女性ライダーなのでしょう。
アンナ使用機材:
Bike:Tarmac SL7
TT Bike:Shiv TT
Helmet:Evade ll
Shoes:S-Works 7
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アンナとアラフィリップが世界チャンピオンに輝いた今、Tarmac SL7は7月の発売からすでに輝かしい成績を残していながら、さらに2着のレインボージャージを獲得。これが「1台ですべてを征するバイク」であるのは、今回含め幾度となく証明されています。
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※Tarmac SL7の品薄状態が続いており、ご迷惑をお掛けしております。モデルやサイズによっては正規販売店に在庫があるものもございます。各店舗へお問い合わせください。
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