Turbo Creo SL/Creo SL EVOをご購入されたライダーの方を対象にユーザーアンケートを行いました。実際のユーザーの声をお届けします。
目次
1.どんな人が乗っているの?
2.お店で試乗はされましたか?試乗した感想は?
3.ご購入の決め手は?
4.ペダルバイク(アシストなし)ではなく、e-Bike(ロード)を選んだ理由は?
5.Creo SLの活用シーンは?
6.レンジエクステンダーやミッションコントロールアプリは使用している?
7.改善点は?
8.満足度は?
まずはユーザーの年齢について。一番多い世代は約3割以上を占める50代、次いで60代、40代が多い結果が得られました。現在、スペシャライズドのバイク全体のご購入者の平均年齢は40歳前後ですので、Creo SL/Creo SL EVOをご購入された方の平均年齢の方が若干高くなっていることが判りました。
現在までに乗車経験のあるスポーツバイクについて伺ったところ、ほぼすべての方が何かしらのスポーツバイクを経験し、所有されているということが判明。中でもロード・グラベルバイクに至っては、9割以上の方が所有されていることが判りました。
普段ペダルバイクを楽しんでいるライダーの方が、Turbo Creo SLならさらにライドの楽しみの幅を広げられるのではないか?という期待をもち、今回の購買行動を起こしたのでははないかと推測できます。
スペシャライズドのTurbo取り扱い店舗では、Turbo e-Bikeのご試乗が可能です。店舗では、ご試乗される方に合わせてサドル高を調整し、操作方法はもちろんのことTurboでぜひ走ってほしい近隣の試乗ルートなどをお伝えしております。特にCreo SL EVOをご試乗される場合は、舗装路や坂道だけでなく、グラベルロードにも挑戦していただければ、Future Shockの性能の真髄を体感でき、新たな楽しみ方を発見できるでしょう。
今回のアンケートでは6割以上のご購入者が事前に試乗をされたという結果が得られました。その感想の一部をご紹介します。
漕ぎ出しの軽さが良く、ほどよい疲れ具合で登りが楽しめるのが良かった
乗り始めの印象は普通のロードバイクと変わらない操作性と静音でした。そして坂道ではしっかりとアシストしてくれて良い印象を受けました
ケイデンスに沿うアシストなのでロードバイクとして自然に走れるのが大きい
試乗してすぐに欲しくなりました!
行動範囲が広がり、使用頻度も増えると思いました!
今回のアンケートでは約8割の方がCreo SLを、約2割の方がCreo SL EVOをご購入されています。ご購入の決め手になったことをお聞きしました。アシストがスムーズだった事と、軽くふむだけで登れる凄さにびっくりしました。 下りの安定感も良かったです。
e-Bikeは重い、という概念を根底から覆してしまう程の軽量性。Creo SLは独自開発のスペシャライズド SL 1.1 モーターによる驚きの軽量性と、モーターとバッテリーをフレームに内蔵することでe-Bikeに見えないルックスを両立しています。またSL 1.1モーターは、ケイデンスがもっとも効率的となる毎分60から100回転の時にアシストを最大限発揮できるよう設計されているため、自然なアシストでサイクリングをしているという爽快感を味わうことができます。さらに、快適で確実な操作を可能にするFuture Shock 2.0も搭載されており、今まで走れなかった長距離を無理なくライドすることが可能です。
力量差が大きいグループライドに無理なく参加するため
デザインも洗練されペダルバイクと変わらない、走行性能もモーターアシストが切れている状態でもかなり高い次元での性能を実現しペダルバイクそのものとしても完成度が高い
これらを含めて先進的なコンセプトが気に入っている
普通のロードバイクと同じような感覚で乗れる
スタンドや、フェンダーが付くところ
ペダルバイクから乗り換えても違和感を感じないで走ることができる
アシストのON/OFFが自然で雲の上を走っているような一体感を感じた
Creo SL EVOに関しては、ご購入者のうち4割の方が舗装路から未舗装路まで遊べる範囲が広いことが魅力として、Creo SL EVOをご購入されています。
Creo SL EVOで行くTOKYO NEIGHBORHOOD CAMP RIDE 〜近所で楽しもう!〜>
初めに試乗したのは搭載されているパワーユニットは同じ、アルミフレームのCreo SL E5 Compでした。このバイクでもほとんど不満はなかったのですが、ちょっとCreo SL Expert EVO に試乗させてもらったのが間違いでした。ひと漕ぎしただけでまるで別物だったからです。Expert EVOでの試乗では主に舗装路を走りましたが、路面の荒れている部分でもカーボンフレームと38Cの太いタイヤとカーボンホイール、そしてFuture Shockによる快適な乗り心地が得られ、車なら高級車に乗っているような気分でした。
上り坂も勾配が10%以下であればエコモードで十分登れ、10〜20%ではスポーツモードやターボモードを使用する事になりますが、力強いアシストで難なく登れました。
見晴らしのいい山岳に行けることはもちろん、心地の良い自分のペースで走れることが、e-Bikeを選んだ大きな要因になったという結果となりました。また、ペダルバイクよりも遠くまで走りたい、仲間と同じペースで走りたいといったように、今までだと体力差等で敬遠していたライドにも行けることからe-Bikeを選択したというポジティブな理由が目立っています。Creo SLは年齢、体力、走力といったギャップを埋め、ライダーがしたいと思う走りをしっかりとサポートしてくれます。
家の周囲といつも走っているトレーニングコースが山岳地帯ということもあり、ここ数年は体力の衰えを感じて、近場の短距離ライドしかしていないことに気づき、e-bikeで体力温存をしながら、山岳主体の長距離ライドをもっとアクティブに楽しもうと思ったため。
年齢差、体力差をカバー
心肺機能が高くない方にお勧めであった事
妻が先にCreo SLを購入、一緒に野山へ出かけたいから
彼女に乗ってもらうため
普通のロードバイクと同じような感覚で乗れるため、主にロングライドやグループライド(ペアライドを含む)などでご活用いただいている方が約5割弱いらっしゃいました。以下のコメントからも分かるように、あのヒルクライムは自分にはちょっとつらい、ロングライドをこなせる体力がないなど、今まであった垣根を越えてさまざまな挑戦ができることが大きな魅力の一つと言えるでしょう。また、グループライドにおいても、脚力の差で遠慮していたルートもCreo SLのアシストがあれば置いて行かれる心配はもうありません。
そして注目に値するのは、観光・ツーリング、輪行+ライドとライドだけではなく+αのアクティビティをされている方がすでに3割もいらっしゃっいました。Turboであれば、スポーツをしているという爽快感を感じつつも、ペダルバイク程体力を消耗しません。その分、脚を運んだその地にある観光スポットを楽しんだり、素晴らしいを体験することが可能です。
無理と思っていたルートを、楽々走破できる。
自分のレベルを超える無茶なヒルクライムやロングライドも臆せず挑戦出来る
どんな激坂が現れてもアシスト量を上げれば快適に登れる。 アシストが切れる速度域でペダルバイク同様(以上)に高速走行できる。 誰にも置いて行かれずに済む。
ツライというところがなく楽しいという部分のみ楽しめる。大抵のヒルクライム区間を楽に超えて峠を越えられるので行ってみようという気になる。
乗っていくうちに脚力強化がスムーズに出来た。
坂を気にする必要がないので知らない道を気軽に散策できる
Creo SLの内蔵バッテリーはフレームに完全に収められることでバイク全体の驚異的な軽さと、e-Bikeに見えない美しくスタイリッシュな外見を誇ります。航続距離130q(ECOモード時)の内蔵バッテリーだけだとバッテリー切れが心配なロングライド時など、外付けのバッテリーレンジエクステンダー(重量:1kg)を併用すると+65kmの走行が可能です。ウォーターボトルケージにすっぽりと収まる大きさのレンジエクステンダーがあるだけで、山岳の美しいルートを1日じゅうライドできるのです。(条件により走行可能距離が異なります。)
今回のユーザーアンケートでは、すでに半数以上の方がレンジエクステンダーを使用してロングライドを楽しまれていることが判りました。また、Mission Control アプリを活用し、レンジエクステンダーのバッテリーを先に消費するよう設定を変更すると、複数本のレンジエクステンダーを使用して航続距離をどこまでも伸ばすことができます。(初期は同時に消費する設定です。)
SL RANGE EXTENDER BATTERY FOR SL SYSTEMをチェックする>
Mission Control アプリとは、TURBOの性能をさらに引き出すためのアプリです。走りたい距離や時間、または運動強度に基づき、モーターの出力とバッテリーの使用量を自動調整できるスマートコントロール機能のほか、アシストレベルや最大パワーをチューニングし、モーターの特性を自分好みにカスタムする事ができます。今後アプリの使用方法、活用の仕方などわかりやすい動画を公開していく予定です。
アシストの切り替えを手元でできるようにしてほしい。
Turboアクセサリーでは、ハンドルから手を放さずにアシストモードの変更が可能なTurbo Road Remoteを2020年よりラインナップしております。ぜひこちらをお試しください。
(Turbo販売店でのみの取り扱い。※MY21年モデルよりS-Works、Expertグレードに標準装備。)
旅先などのショップでレンジエクスタンダーのレンタルや、充電スポットを増やしてほしい
2020年よりスペシャライズドではTurbo e-Bikeを使用した新しいアクティビティを広めていくため、日本全国で"Turbo Experience Station"(ターボエクスペリエンスステーション)プロジェクトを開始いたしました。
第一弾は、Turbo Experience Station Shhimanami。しまなみ海道のど真ん中、大三島のサイクリング総合施設WAKKAで、Turbo Vado SLをレンタルしてのサイクリングはもちろん、しまなみの絶景を望む宿泊、地元の食材を使った食事、万が一の事態に備えたサイクルタクシーを使ったリタイア及び機材サポート、加えてサイクリング以外のアクティビティについても提供するなど、しまなみを安心して遊びつくすお手伝いをしています。このTurbo Experience Stationは、Turbo Charging Stationとしての役割ももち、航続距離を伸ばすレンジエクステンダーの貸し出し、充電なども可能ですので、ぜひご活用ください。今後の展開に関してはスペシャライズド・ジャパン Facebook等で発表いたします。
Turbo Experience Station Shhimanamiについて詳しく>
e-Bikeを使用したライドツアーやイベントを増やしてほしい
スペシャライズドは現在までに、長野県松本市、愛媛県今治市、そして島根県隠岐の島などでe-Bikeを使用したサイクリングツアーを行ってまいりました。e-Bikeなら坂道が多い土地でも、まるで平地を走っているような感覚でサイクリングができ、美しい景観を思う存分楽しめます。スマートコントロールでe-Bikeのアシスト管理が簡単にできますので、体力が心配な方も安心してご参加いただけます。また、レンタルe-Bikeもご用意しておりますので、まだお持ちでない方をお誘いいただいてのご参加も可能です。
このコロナ禍の中で、自宅から1~2時間圏内において旅行をするというマイクロツーリズムが注目されています。e-Bikeなら、今まで発見できなかった近隣地域の魅力をスポーツをしながら味わうことができるでしょう。今後のイベントやツアー情報は、スペシャライズド・ジャパン Facebookなどで随時告知いたしますので、ぜひご期待ください。
アンケートにご回答いただいた方の満足度は、星5つ中4.25の評価でした。ユーザーの皆さま、ご協力ありがとうございました。
ペダルバイクではいけなかった美しい山岳を上りたい、もっと遠くまでライドしたい、体力差や走力が気になるけどグループライドやパートナーとのライドを楽しみたい、運動頻度を高めたい、、、などCreo SLは、挑戦をし続けたい、そんなポジティブなライダーの方を優しくアシストする一台です。ご試乗がまだの方、ぜひ全国のTurbo e-Bike販売店にてその乗り心地をご体感ください。
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