今回のマイスペシャライズドvol.2は!新作ライト『FLUX900』(フラックス900)をご紹介します!
スペシャライズド・ジャパン社員の愛用するバイクやエキップメントを紹介するコーナー「マイ スペシャライズド」。
Vol.2ではスペシャライズドの多岐に渡る商品ラインアップの全てを知り尽くしているといっても過言ではないSBCU先生佐藤の愛用品を紹介します。
今回紹介する佐藤のマイ スペシャライズドは、この度新発売される『FLUX™900』です!発売前の商品を誰よりも先に使えるのもSBCU先生の特権!佐藤は既にこのライトを使い倒していました。佐藤さん、FLUX™900は使い心地どんな感じですか?
○FLUX™900 HEADLIGHT
クイック式の台座で脱着簡便 !通勤、練習にちょうどいいライト。
This isちょうどいいライト『FLUX™900』(フラックス900)をチェックする>
ライトに求める性能は人それぞれ、用途によっても異なるでしょう。ある人は光量かもしれませんしある人は照射時間かもしれません。USB充電、4モード最大900ルーメンというスペックにとりたてて新しいところはありません。でも、この新しいFlux™900はものすごく突出したところはないけれど、ヘビーユーザーでないとわからないかゆいところに手の届いた設計で、すべての機能がちょうどよくまとまったライトなんです。
通勤とレース、あるいは用途に合わせて複数のバイクを運用している方はまれでしょう。1台のバイクを使いまわしているライダーが大多数ではないでしょうか。たとえば往復2時間前後の通勤時はライトを点灯させて走行して、レースの際は取り外したい、といったニーズにピタリとはまります。
点灯は4モードあり、常時大光量、常時小光量スポット、常時小光量ワイド、昼間フラッシュを選べます。点灯時間はモードによりますが、1.75時間から最大30時間。朝の通勤はフラッシュで、帰りは常時小光量を使えば、2時間程度の往復通勤に十分な運用時間を確保できます。また、充電ケーブルは汎用型のミニUSBタイプなので、万が一バッテリー切れになっても、勤務先の誰かが持っている、コンビニで買えるといったメリットがあります。
さらに充電が非常に短時間で行える点もメリット。2.1/2.0Aの充電器を使うとわずか1.5時間で90%まで充電が可能で、フル充電まで3時間あれば完了します。たとえば、ロングツーリングの片道でバッテリーを使い切ってしまっても、宿泊先で寝る前に充電しておけば翌朝のスタートまでには復活できるということです。
また、FLUX™900はミニマルなデザインに厳選した機能を搭載しています。数値以上に明るく感じる照射は、反射処理の異なる2つの凹レンズを組み合わせ、ひとつのボディに収めた設計がもたらしたものです。本体はアルミ製で放熱に優れ、万が一の落下の際にも十分な強度をもっています。
ハンドルへの固定は専用のブラケットを介しますが、本体とブラケットはワンタッチで外れるクリップ方式を採用、さらにクイックリリース式のバンドでハンドルバーへ固定します。レースや洗車などライトが不要な場合は、瞬時に台座ごと取り外すことができるので非常に重宝します。また、ハンドルに対するライトの位置(下記絵図を参照)はバンド側で45度刻みで変えることが可能で、サイクルコンピューターやケーブルを妨げない位置や、アピール度が増すハイマウント、エアロに優れる定位置を選ぶことができます。
ちなみにブラケット込みの重量は実測で183グラムでした。ヒンジつきのブラケットアームのおかげで、ハンドルに対する重心位置をできるだけセンターに調整できるため、本体重量以上にハンドル操作は軽快です。ほとんど気にならないと言ってよいでしょう。
私自身、ここ1年くらいは昼間でもライトを使っています。機種はSTIXに代表される点滅が主用途の小型のライトではなく、FLUX EXPERTのようにボディが大きい常時点灯型に付属する点滅機能を好んで使っています。光量は大きければ大きいほど安全を担保してくれるでしょうし、やはり対象物へのアピールが向上すると感じます。それは対象物の好意的なリアクションに表れるからです。なので、特別なライドやイベントだけでなく、普段からトレーニングで日常的に使っています。
必要にして十分な機能がコンパクトなボディにまとまっており、FLUX™900は取り外しが非常に簡便なので、通勤からトレーニング、レースまで1台でこなすようなライダーに自信をもっておすすめします。また、そのデザイン性はクロスバイクにもマッチするでしょう。
皆さん、日中も夜もライトは必需品ですよ!
安全第一で楽しくライドしましょう!
This isちょうどいいライト『FLUX™900』(フラックス900)をチェックする>
関連記事:
中級者によるSPECIALIZED 製品レビューVol.10 STIX/FLUX(2016年11月02日)