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平林安里選手の4連勝で幕を閉じたCJ-1下関。平林選手のレースレポートをお届けします。

2017/10/31

平林安里選手の4連勝で幕を閉じたCJ-1下関。平林選手のレースレポートをお届けします。

平林選手の4連勝で幕を閉じたCJ-1下関。台風が日本列島を直撃し、2週連続で濡れたコンディションでのレースでしたが、他を寄せ付けない強さを見せてくれました。

大会名:CJ1深坂の森 開催地:下関市
開催期間:10月21〜22日
カテゴリー:エリート
リザルト:1位

機材
バイク:S-WORKS EPIC MEN CARBON
タイヤ:SPECIALIZED FAST TRAK 2.1
コンポーネント:SHIMANO XTR M9000 チェーンリング34T スプロケット11-42T
サングラス:OAKLEY  RADAR EV クリアレンズ

天候:雨・曇り
コースコンディション:ウェット
レーススタート時刻14:15

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前戦、雨の富士見から1週間も経たないうちに、最終戦が行われる山口県下関市に向かった。
金曜日に移動し、途中の菖蒲谷のマウンテンバイクに立ち寄り、Sonic Racingの小野さんにレクチャーしていただきながら、テクニカルなコースを楽しませてもらった。今回は長距離&長時間の移動だったので、足に疲労が溜まったり、浮腫んだりしないよう2日間かけて移動した。

土曜日に深坂の森自然公園に入り、午後から試走を行う。コースは昨年よりも短くなっていたが、細かいコーナーが増えている印象を受けた。ロックセクションなどのテクニカルなセクションも大きくは変わっていなかったが、雨の影響により非常に滑りやすく難易度が上がっていた。気の抜けないコーナーが多かったが、全力を出しながら走りラインを絞っていく。何度かクラッシュしそうになったが、レーススピードでないと分からない部分が多いコースなので、転ぶギリギリのペースの走りで6周回行った。レース当日も路面は乾かない感じだったが、地盤はしっかりしていたので、タイヤは前戦の富士見と同じくFAST TRAK2.1で間違いなかった。

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レース当日 7:30
会場に入り、コースを歩いて路面状態を確認した。台風の影響により雲が多く、シングルトラック内は暗くて路面状態が分かりにくい。スタートの1時間前からアップを開始。ダッシュを混ぜて40分漕いだ。スタート15分前になると雨が降り始め、ハードなコンディションのレースが予想された。

14:15
スタートの合図と共にレースが始まった。ダッシュも上手く決まり、先頭でレースを進める。最初のシングルトラックに入ったが、林の中は暗くて路面がよく見えない。

とにかく慎重にコースの岩や根っこの位置を確かめながら走り1周目を終えた。2周目からはミスしやすい場所もイメージできるようになり、いつもの“攻めて走る”感覚が戻ってきた。3周目以降はさらに良いラインも理解してきたので、しっかりと自分のペースを上げる事を意識しながら走り続けた。最終周はペースアップに伴うブレーキングの遅れによるラインミスが出てしまい、いくらかタイムを落としてしまったが、トップでフィニッシュラインを越える事が出来た。

最終戦を優勝で飾り、スペシャライズド・レーシング・ジャパンのライダーとして、2011シーズン以来の国内シリーズ年間ランキング1位も獲得する事が出来てとても嬉しかった。今シーズン自分を支えてくれた家族、最高のチームとして共に戦ってくれているスペシャライズド・ジャパンの皆さん、そして応援して下さった全ての皆さんに感謝です。

来シーズンも良い走りができるように頑張っていきたいと思います。今シーズンも沢山の応援をいただき有難うございました。

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