MENUCLOSE

スペシャライズド公式ブログ

スペシャライズド公式オンラインストア

XTERRA オフロードトライアスロン、男子エリートでポディウムを独占

2017/11/07

XTERRA オフロードトライアスロン、男子エリートでポディウムを独占

2017年10月29日に行われたXTERRA オフロードトライアスロン世界戦選手権、男子エリートカテゴリーでスペシャライズド契約アスリートがポディウムを独占!

ハワイ・マウイ島カパルアで行われた、第22回XTERRA オフロードトライアスロン世界選選手権世界52カ国から集まった800名以上のアスリートがこの大会に参加。レースはD.T. フレミングビーチから荒波の中を1マイル泳ぎ、ウエスト・マウイ・マウンテンをマウンテンバイクで20マイル走破し、6.5マイルのトレイルランでゴールするレースです。バイクとランのコースの獲得標高は4,000フィート以上。月曜日と火曜日に降り注いだ雨にもかかわらず、コースコンディションは良好でした。

南アフリカ出身のブラッドリー・ワイスにとってこれがXTERRAでの初優勝、2016年度王者のメキシコ人マウリシオ・メンデス(2位)から勝利を奪い、残る表彰台3位に着けたのは、前チャンピオンのルーベン・ラザファでした。
スイムで驚異の速さを見せつけたワイスは、バイクパートでラザファに追いつかれるまでの30kmもの間、レースを先導。彼のバイクの強さを知っていたラザファは、リードを守るべく動きますが、ワイスは彼に喰らい付き、2人とメンデスを含む追走集団との差は3分に広がりました。脚の速さで有名のメンデスは、バイクでラザファにつけられた3分差を埋め、レース最後の局面で2位を確保しました。

そしてチリ人アスリートのバルバラ・リベロスは、トライアスロンでの強さをまたしても見せつけ、女子エリートで2位を獲得しました。


Photo:XTERRAPLANET.COM

トップ選手を支えたバイク新型マウンテンバイク『EPIC』について>


++++++++++++++++++++++++++++++++

 

優勝:Bradley Weiss ブラッドリー・ワイス
信じられない。でも僕の一日となった。ここで勝つには、何か欠けてはいけないし、どんなミスもできないんだ。すべてが願い通りにうまく行き、中でもスイムは素晴らしかった。スイムでタイムロスがなくて、びっくりしたよ。ベン、フローラ、そして集団全体を見た時、何が起きたのかわからなかった。バイクに乗ってからのペースはまずまず。ルーベンとジョサイアが追い上げてくるとわかっていて、マウリシオとの差を縮めないといけなかった。彼はこれまでにランで最速タイムを記録しているし、3分差をつけてくるだろうから、彼から少しでも離れないようにするには早めに仕掛ける必要があったんだ。でも、自分の走りには満足している。ダン・ヒューゴがコース脇からタイムを教え、僕を落ち着かせ、基礎を忘れないよう言葉を掛けてくれた。水分と食料をしっかりと補給し、脱水症状を起こさないようにね。

その週は大変だったよ。3日も眠れない夜が続いたんだ。月曜日と火曜日の雨の後、泳ぎに行ったら調子が悪くなった。ひどい腹痛に襲われたんだ。レース直前ですら、散々だった。もしかすると、そのおかげで気持ちに整理がついたのかもしれない。本番は慎重にならず、持てる力をぶつけるつもりさ。

第2給水所手前でルーベンに追いつかれた。彼が追い上げるのを知っていたから、振り返っては彼の姿を探していた。でも、それほどすぐには差を埋められず、追いつかれるまでは思った以上に時間がかかったよ。彼に追いつかれてからは、できるだけ彼に喰らい付くことにした。シングルトラックの最後でミスをし、彼に離されてしまったけど、それほどの距離ではなかった。たぶん、30秒差だったと思う。そして、僕は誰よりもランが速い。マウリシオを除いてはね。

一度もパニックに陥らなかった。このレースで勝つには、それが欠かせないんだ。落ち着いて、全力を尽くすのさ。XTERRA マウイはこれが3度目の参戦。このレースに何度か参戦し、酷い目に遭った者だけが優勝できる。僕もその一人さ。トライアスロンへの初挑戦は2012年。このレースに勝てるなんて、夢にも思わなかったよ。今朝でさえ、気持ちが落ち着かなかった。スイム、バイク、ランは、シンプルな競技。ただ、そのすべてで最速でないといけないんだ。

S-Works Epic
S-Works Previal II
Trivent SC ( MTB Team Edition)

 

2位:Mauricio Mendez マウリシオ・メンデス
正直、複雑な心境さ。2位はすごいことだけど、今日から来年の10月28日まで、僕はタイトルを勝ち取ることだけを考えて行動していく。今日は、あらゆる面でタフなレースだった。スイムでは、自分のリズムで泳げず、終始奮闘していたよ。バイクではひたすら戦いだった。大きな集団で走っていたのだけれど、調子が上がらなかったから自分のレースに集中した。ランでは、ブラッドリーに3分差をつけられていた。セラーノからどれほど離れていたのかはわからない。自分のペースで走り、最後の登りでパコに追いつき、川を越える時にルーベンを追い抜いたんだ。
ブラッドが勝てて嬉しいよ。彼はこのレースのために頑張っていたからね。レース以外では僕らは友達だし、誰かが成功するのを見届けるのは素晴らしいことさ。
コースは完璧だった。今年は暑く、ペースは高速だった。展開には余裕を持って対応できたよ。僕には若さがある。今年のレースはこれでおしまい。家族とマウイで過ごしてから、トレーニングを再開するよ。

S-Works Epic HT
S-Works Previal II
Trivent SC ( MTB Team Edition)

3位:Ruben Ruzafa ルーベン・ラザファ
ブラッドの強さは知っていた。デンマークで彼とレースし、速いのはわかっていたけど、きっと彼はランで苦戦すると思っていたんだ。でも、彼はやっぱり速かった。限界のペースで走ったけど、マウリシオに砂浜手前で追い越されてしまった。ブラッドリーに、ランの1.5マイル地点で追いつかれた。離されるまでは、しばらく一緒に走っていたよ。道路を横切ったら、マウリシオについに追いつかれた。もうフラフラだった。今日は何の問題もなかったから、ハッピーさ。コースはドライ。落車はなく、パーフェクトだった。今日もスイムは好調だったけど、もっと速くなれるね。バイクでは、ゴール手前約3マイルでの下りの後の登りで、ブラッドリーに追いついた。彼を20秒程度しか引き離せなかった。

S-Works Epic
S-Works Previal II
Trivent SC ( MTB Team Edition)


Photo:XTERRAPLANET.COM

7位:Ben Hoffman ベン・ホフマン
力は出せていたように感じていたけど、肉体的にも精神的にも、出し切った感はなかった。妙だったね。全開でレースしていたのに、ダブル(アイアンマンとXTERRA)での30分のリードを絶対に失わないよう、慎重な走りとなってしまった。最初からライバルたちが飛ばすから、彼らについていこうとしたけど、今日の僕にはできないとわかったんだ。こんな日もあるよ。
ダブル優勝が当面の目標だった。もちろん、去年の7位から順位を上げたかったけど、全体的に見て3年連続でダブル優勝できているし、ここ3年はコナとマウイの両方で最速タイムを出せたから、上出来だと思っている。今回の順位には満足しきっていないけど、明るい兆しはあるし、両方のレースで自分が1位と言えるのは嬉しいね。


Photo:XTERRAPLANET.COM

Outrigger Resorts Double
アウトリガーリゾート・ダブル
ベン・ホフマンは、アウトリガーリゾート・ダブル賞を3年連続で受賞しました。この賞は、アイアンマン世界選手権とXTERRA 世界選手権の合計タイムが最速である選手に毎年贈られます。
「去年の7位から順位を上げられなくて残念だったけど、ダブル優勝は明るい兆しだし、両方のレースで1位になれて嬉しいよ」とホフマン。彼は2時間47分8秒の12位でゴール。アイアンマン・コナのタイムは8時間19分26秒で、合計タイムは11時間6分34秒でした。ブライデン・カリーはダブルで2位。合計タイムは11時間29分9秒で、今日のXTERRAでは7位入賞、タイムは2時間39分3秒でした。

 

そして契約ライダーの竹谷賢二さんはXTERRAでエイジ3位に入賞。ダブルでは合計タイム12時間56分30秒でなんと5位に入賞しています!KONAに続く転戦本当にお疲れ様でした。

(引用:XTERRAPLANET.COM

トップ選手を支えたバイク新型マウンテンバイク『EPIC』について>

関連記事:
2017 Ironman World Championships 新星現る(2017年10月19日)
〜努力は必ず報われる〜 ITU World Triathlon Series グランドファイナル(2017年9月22日)

アーカイブ

タグ