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ロードでもMTBでも、もはや自転車でもない。革ジャンを着て乗りたいFATBOY MOTO

2018/12/27

ロードでもMTBでも、もはや自転車でもない。革ジャンを着て乗りたいFATBOY MOTO

自転車バカのスペシャライズド。過去にモーターサイクルにインスパイアされたバイクを発売したのをご存知ですか?革ジャンが似合うFatboy MOTOをご紹介します。

はじめまして、スペシャライズド・ジャパンの細澤です。早いもので法人登記から丸12年、なんと2018年12月14日をもって13年目に突入しました!(ちょっとしたトリビアですね)

仕事とはいえ、これまでに数えきれないほどの製品を目にしてきました。さすがに10年を超えると記憶から消えていく製品も多いなか、いまだに記憶に鮮烈に刻まれている製品もあります。

そのひとつが、「Fatboy MOTO」(ファットボーイ モト)。太いタイヤのMTBでしょ?とFatboyをご存知の方も多いかと思いますが、今回ご紹介するFatboy MOTOは、現在流通している2014年に初リリースされたFatboyとは異なるコンセプトでデザインされたもので、流通台数が極端に少なく、公道で見かけることはまずないバイクです。

このモーターサイクルにインスパイアされたバイクは、2008年モデルとしてデビューしました。当時、まだスポーツ自転車になじみのなかった私ですが、このまるでオートバイのようなルックスに一発で魅了され、ためらうことなく自腹購入しました。

サンプルとして日本にやってきた当初、大変人気モノで美容室や家具店などから展示の引き合いや、人気ドラマのセットとして使用されました。その後、私のもとへやってくることになったのですが、通常のロードバイクの1.5倍ほどのホイールベースがあるため、自宅に置くことができず、そのまま現在も日本支社のオフィスに展示しています。ほぼ立ち上げとともにやってきてオフィスに鎮座しているので、スペシャライズド・ジャパンの社員にとっては会社を見守ってくれる守護神のような存在なのです。

迫力ある風貌のなかにも細部にわたる優美さがあります。

設計はロバート・エッガー(クリエイティブディレクター)によるコンセプトバイクをベースにしたもので、コンポーネントの大半はこのバイク専用につくられた一点ものの部品で構成されています。ハブ、リムスポーク、タイヤやフェンダーなどにいたっては、コスト度外視で生産された、まさに”Specialized”! 唯一無二なバイクなのです。
スペックはこちら>

700mmのハンドルバー、前輪・後輪のタイヤ幅が違うのも魅力的ですよね。このスペックで248,572円(税抜き)とはかなりのお値打ち価格だと思います。

ロバート・エッガーについて

 

現在スぺシャライズドは、風洞実験施設Wintunnelやデータ分析によるフィッティングRetul FITなど、Coolなイメージが先行していますが、「自転車バカ」の会社であることは今も昔も変わりなく、カリフォルニアの本社には量産こそされませんが、優秀なエンジニアが情熱をもって大真面目に設計したドリームバイクが多く展示してあります。そんな遊び心満載な会社がスペシャライズドなのです。

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ROLL YOUR OWN デザイナー達が自由にデザインしたバイクを見る>


本社ギャラリー


タンデム:https://alpharoaming.com/2013/12/24/specialized-bicycle/

タンデムバイクは数年前に日本でも公開し話題となりました。サガンと乗ったらどんな景色が見えるのか、想像するだけでも楽しいですよね。

Fatboy MOTOは試乗会に一度だけお披露目をしたことがあり、居合わせた多くの人に楽しんでいただきました。極上のリラックスポジションと見た目よりも軽快なペダリングで坂道もすいすい、沿道の人々がオートバイなのか自転車なのかと混乱するほど注目を集めていました。

今後は積極的にお披露目していきたく、新旧Fatboy対決などのアイディアを募集中です。アイディアをお持ちの方はFacebookにコメントくださいね。

そして、各メディアからトレイルの遊び方を変えたと絶賛された現在のFatboyも2014年の発売以来安定した人気があり、これからの季節、その魅力を存分に発揮してくれること間違いありません。日本には海があり山があり、そして四季があります。シーンによって異なる楽しみ方ができるのもこのモデルの魅力のひとつです。

2019年モデルのFatboyをオンラインストアでチェックする>


FATBOY COMP CARBON


FATBOY BASE

 

FatboySequoiaTurboといった製品名は、スペシャライズドの創業当時から連綿と使い続けられているもので、創業者のマイク・シンヤードがお気に入りのネーミングでもあるのです。そんなFatboyの名前にあやかり、皆様に長くご愛顧いただけるブランドになれるよう、社員一同精進してまいりますので、今後も変わらぬご愛顧のほど、よろしくお願いいたします。

ペテル・サガン選手も楽しむFatboy!

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