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ITU ワールドトライアスロンシリーズで男女ともに世界チャンピオンの座を獲得!

2019/09/05

ITU ワールドトライアスロンシリーズで男女ともに世界チャンピオンの座を獲得!

スイス・ローザンヌで行われたITU ワールドトライアスロンシリーズ最終戦、バンサン・ルイとケイティ・ザフィアレスが世界チャンピオンの座を獲得しました。

Men’s Elite

フランス出身で2度のオリンピック出場経験を持つバンサン・ルイは、Roval CLX ホイールにTurbo Cotton タイヤを履かせたスペシャルペイントのS-Works Vengeに乗り、今シーズンすばらしい成績を残して世界王者の座を手にしました。

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「信じられない気持ちです。最高の結果を手にでき、とても幸せです。ジョエル・フィリオール監督率いるチームには、昨年チャンピオンのマリオをはじめとした素晴らしい選手たちがいます。マリオとはいつも一緒にトレーニングをし、レースを共に戦っていたので、彼がタイトルを失ってしまったのは残念ですが、マリオは偉大な選手であり、彼からタイトルを奪うのはそう簡単なことではありませんでした。結果にはとても満足していて、ハビエル・ゴメスやマリオ・モーラと世界チャンピオンの仲間入りができて嬉しいです」。- バンサン・ルイ

クリスティアン・ブルンメンフェルトは、このローザンヌのWTSで初優勝を飾りました。この勝利はノルウェー出身の彼がここ2年間、求め続けてきたものでした。クリスティアンは、Tarmac DBにRoval CLX32 ホイールとTurbo RapidAir タイヤを履いてレースに臨みました。

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ローザンヌのレースは、まず美しいジュネーヴ湖を1500m泳ぎ、次に最大勾配13%の上りを2箇所含む過酷な40kmのバイクコースを走りました。最初の登りを約1分、次の登りを約90秒で走り切り、脚力のある選手が有利となりました。約20人の先頭集団の選手たちは互いに協力し、追い上げてくる選手や速いランナーたちを優勝争いに寄せ付けませんでした。

ルイとクリスティアンは、他の有力選手全員と共にバイクからランへと移り、集団はその後すぐに数を減らし、少数精鋭のみが残りました。

ブルンメンフェルトは圧倒的な走りを見せ、2位以下に大差をつけゴール。6位以内が世界王者獲得の条件であるバンサン・ルイは、残り数kmで粘り強い走りを見せ、5位でゴールしました。

Results:
1.Kristian Blummenfelt - Specialized
2.Mario Mola
3.Fernando Alarza
4.Gustav Iden - Specialized
5.Vincent Luis – Specialized
6.Javier Gomez - Specialized

 

「ローザンヌのこの難しいコースで、Turbo RapidAir タイヤが助けてくれました。CLX 32を装着したバイクはとても軽快に走り、コーナーを安心して曲がれました」。- クリスティアン・ブルンメンフェルト

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世界ランキングでは、バンサン・ルイが1位に輝き、ハビエル・ゴメスが3位として表彰台に昇りました。

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Women’s Elite

アメリカ出身のケイティ・ザフィアレスは、最終戦であるローザンヌでの優勝以外にも今シーズン中、終始安定した結果を残し、世界チャンピオンの座を獲得してシーズンを締めくくりました。今シーズンすでに5勝を挙げている彼女は、最終戦を前に2位に十分な差をつけており、世界王者のタイトル獲得には12位以内のゴールが条件でした。それでもザフィアレスは、最終戦もレースに勝ち、世界王者に輝くという目標のためだけにレースに挑みました。

ジェス・ラーモンスとヴィットリア・ロペスは、ハイペースで泳いで他の選手を引き離し、過酷なバイク区間を第2集団に20秒の差をつけてスタート。怪我による長期休養から復帰したフローラ・ダフィーは、出身のバミューダ諸島からインスパイアされた美しいパステルカラーのVengeとRoval CLX50 ホイールで速いペースを保ったまま走りました。サドルはミミックテクノロジーを採用したPowerサドルを使用しています。

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また、Tarmac DiscにRoval CLX32ホイールを装着したザフィアレスもアタックを巧みに仕掛け、後続集団を引き離したため、勝者がこの先頭集団から生まれるのは必至でした。

ダフィーがアタックを仕掛けてから、集団はさらに縮小し、最終的には5人の優勝争いが展開されました。ザフィアレスはこの時点で世界王者のタイトルを確実なものにしていましたが、脚を休めることはありませんでした。

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バイクからランへと移るT2では、ラーモンスが勢いよく飛び出し、ザフィアレスとジョージア・テイラー・ブラウンがすぐさまその後を追いました。

ダフィーは数kmの間、何とか粘りましたが、長期休養の影響が響き後退。先頭を走る3名の誰かが勝利を掴むことになりました。ザフィアレスはラーモンスと残り300mまでデットヒートを繰り広げ、その後猛攻を仕掛けて彼女を引き離し、劇的な勝利を手にしました。

先日、お台場で行われたオリンピックのテストイベントで鼻を骨折し、口の中を23針縫ったザフィアレスですが、驚異的な回復力でローザンヌに復帰し、見事世界王者のタイトルを獲得しました。

 

「一喜一憂し、自分を信じられませんでしたが、今はとても幸せです。東京での落車の後、体が大丈夫なのはわかっていましたが、気持ちを取り戻すのに苦労しました。調子が良ければこのコースなら勝てると信じていたので、実現することができ嬉しいです!」- ケイティ・ザフィアレス

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Results:
1.Katie Zaferes - Specialized
2.Jessica Learmonth
3.Georgia Taylor Brown
4.Rachel Klamer
5.Flora Duffy - Specialized
8.Alice Betto - Specialized
10. Nicola Spirig - Specialized
12. Vittoria Lopez - Specialized

 

U23女子クラスでは、フランス人のエミリー・モーリアが初の世界王者に輝いています。コースの特性に合わせた最適なバイク、そして最適なホイールを選択し、スペシャライズドは今回のレースで世界一のタイトルを3つ獲得することができました。

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Images by Glen Murray and Tommy Zaferes

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