南アフリカで行われたアイアンマン 70.3でフローラ・ダフィーがデビューウィン、ブラットリー・ワイズは2位。それぞれ世界選手権のスロットを獲得しました!
■フローラ・ダフィ、初めてのミドルディスタンスで初勝利。
ITU ワールドトライアスロンシリーズに参戦するフローラ・ダフィは、初めてミドルディスタンスに出場しました。
バミューダ出身の彼女は余裕の勝利というわけにはいかず、ニュージーランドで今年の後半に開催される70.3 世界選手権への出場権を賭け、争わなければなりませんでした。
Photo:©Kevin Sawyer
天性のスイマーであるダフィは、レース序盤のスイム区間で2位以下に大差をつけたまま、バイク区間へと入ります。
45kmの折り返し地点で首位を走るダフィと後続集団との差は4分でしたが、ランへのトランジションに到着するまでにタイムを9分も落としてしまいます。
左の臀部が痛み、ペダルを漕ぐ脚に力が入らず、バイク区間の後半で順位を徐々に下げてしまったのです。
Photo:©Kevin Sawyer
しかし、ラン区間ではすばらしい走りを見せ、残り3km地点で先頭に返り咲きます。その日に総合4位となったランのタイムは1時間20分、初のアイアンマン 70.3を4時間35分5秒で完走しました。
Photo: https://www.instagram.com/floraduffy/
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■ブラッドリー・ワイス、執念の2位。
男子レースでは、ブラッドリー・ワイスがゼッケン001をバイクにつけ、スタート。
2020年のアイアンマン 70.3では、11月にニュージーランドで開催される70.3 世界選手権への出場枠が各部門につき1つしか設けられておらず、ITUのエリートアスリートたちはその1枠を得ようと必死です。
オリンピック・ブロンズメダリストのヘンリ・スクーマンも参加を表明し、出場を予定していた選手たちの間で緊張が高まったということは言うまでもありません。
Photo:©Kevin Sawyer
Xterra 世界選手権で2度、アイアンマン 70.3で数回優勝しているブラッドリー・ワイスは、レース開始直後、波の狭間へと消えていくスクーマンの背中を追います。スイム区間で2位集団に2分以上の差をつけたスクーマン。ショートコースのスペシャリストである彼にバイク区間で追いつくには大変な努力が必要で、必死に先頭を追いかけるワイスは後続集団の先頭を65km走りました。ここで力を使い過ぎたツケがラン区間に回りましたが、後続集団はバイク区間が終わるまでに、なんとか先頭に追いつくことができました。
最終的に、ワイスは総合2位となり、世界選手権への出場枠を逃してしまいましたが、幸いにも、優勝した選手がその出場枠を辞退したため、ルールに則り2位である彼に出場枠が与えられました。
Photo:©Kevin Sawyer
フローラはS-Works TT HelmetとS-Works 7 Shoesを、ブラッドはS-Works EvadeとS-Works EXOS Shoesを使用。そして2人ともRoval 321 Disc WheelとRoval CLX64 Wheelを前後に搭載したS-Works Shiv Discに乗ってこのレースを走りました。
日本でのシーズン開始ももうすぐ。トライアスリートの皆さま、トレーニングはもちろんのこと使用機材やポジションのチェックなど、新しいシーズンに向けてラストスパート頑張ってくださいね!
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