海外メディアによるTurbo Creo SLレビューをご紹介します。
e-ロードバイクを一変させるバイクがついに現れた。それがS-Works Turbo Creo SL。どのe-ロードバイクや普通のロードバイクとも異なる1台だ。重量は一般的なe-ロードバイクの半分ほどと軽く、他のテストバイクよりも軽快な走りを楽しめる。240Wのモーターと130kmの航続距離を誇る320Whの内蔵バッテリーを搭載するため、体力のある上級者集団に混ざって走ることもできてしまう。
S-Works Creo SLは自然な走行感、安定性に優れ、偏りのないハンドリング性、あらゆる場面での快適性を備えた最高のe-ロードバイク。全体的なコンセプトやパーツスペックはS-Worksの名にふさわしく、ライダーの技量にかかわらず、ライドを存分に楽しめる1台に仕上がっている。
Turbo Creo SL - granfond-cycling.com
Creo SLは、自社開発のSL 1.1 モーターを搭載したハイパフォーマンス e-ロードバイク。Future Shock 2.0をフロントに採用する。システム状態の診断やアシストレベルの変更は、Mission Control アプリで行う。したがって、ヒルクライムで仲間に着いて行けるようにワット数を調整しながら、運動を行えるのだ。ハイパフォーマンスのe-ロードバイクをお探しの方にぜひオススメしたい1台である。
Turbo Creo SL - cyclingnews.com
Creo SLの中ではCreo SL Expert EVOが本当におすすめです。なぜならロードからグラベルまで最高に遊べる1台だからです。林道などを走るグラベルライドに興味がある人はたくさんいると思いますが、林道にたどり着くまでに結構自走が必要になるケースが多く、グラベル向けの太めのタイヤにするか、自走の快適性(特に登り坂)を優先して細めのタイヤにするか迷うケースがあったりします。
Creo SLならそんなことを迷う必要は全くなく、グラベルで快適な太めでアグレッシブなタイヤをチョイスすればOK。坂道はアシストを効かせて登れるのでスキがない完璧なアドベンチャーバイクとなります。
ちなみにグラベルライドはMTBと比較してグリップが少なくポジションが前傾なので結構怪我しがちなので、グラベルライドに適した太めのタイヤをチョイスして、低圧で走行できることは、安全にグラベルライドを楽しむには大きなメリットになります。
Creo SL Expert EVOは、ロードバイクに今乗っていて、グラベルバイクにちょっと興味がある人の2台目として最高だと思います。平日は最高の通勤バイクとしても大活躍することでしょう。そういう意味ではCreo SLはTurboシリーズの中でもっとも汎用性が高く、ロード、グラベル、通勤までカバーできる最高なモデルですね。
少し高めに感じられるTurboの値段も3で割れば、お買い得に感じるかもしれませんね。
また、下りが苦手な人は登りをかっ飛ばして、下りの練習を何度も繰り返すのに使えるので、下りのスキルアップにはぴったりだと思います。
●S-Works Turbo Creo SL(NEW)
S-Works Turbo Creo SL Carbonは最上級グレードのモデル。FACT 11r フレームに、油圧式ダンパー仕様のFuture Shock 2.0、1xのSRAM Red AXS eTap、SRAM XX1 Eagleリアディレーラー、驚異的なギアレンジを誇る10−50t カセットを搭載します。Roval Terra CLX ディスクカーボンホイールセットには、30cのS-Works Turboタイヤを組み合わせました。S-Works Carbon Hover バー、S-Works Future ステム、Body Geometry S-Works Power サドルも採用しています。このバイクに乗り出したらきっと止まりたくなくなるため、レンジエクステンダーが付属します。
※MY21年モデルより、Road Remoteを装備しハンドルから手を放さずにアシストモードの変更が可能になりました。
●S-WORKS TURBO CREO SL CARBON EVO(NEW)
S-Works Turbo Creo SL Carbon EVOは、FACT 11r フレームに、油圧式ダンパー仕様のFuture Shock 2.0、1xのSRAM Red AXS eTap、SRAM XX1 Eagleリアディレーラー、驚異的なギアレンジを誇る10−50t カセットを搭載します。Roval Terra CLX EVO ディスクカーボンホイールセットには、路面を問わず高い安心感と速さをもたらす38cのPathfinder Pro 2Bliss Ready タイヤを組み合わせました。さらに、16度のフレア形状が特徴の Easton EC70 AXカーボンハンドルバー、S-Works Future Stem、Easton EA70AXドロッパーシートポスト、スペシャライズド Body Geometry Power Expert サドルで各部を固めています。このバイクに乗り出したらきっと止まりたくなくなるため、レンジエクステンダーが付属します。
※MY21年モデルより、Road Remoteを装備しハンドルから手を放さずにアシストモードの変更が可能になりました。
●Turbo Creo SL Expert(NEW)
Turbo Creo SL Expert Carbonは、S-Works モデルと同じFact 11r カーボンフレームを採用し、さらに新しいFuture Shock 2.0も搭載しています。変速とブレーキを担うShimano Ultegra Di2は1x仕様で、リアディレーラーには11−42tのXTを採用。。Roval C 38 Disc カーボンホイールセットには高い安心感と速さをもたらすTurbo Pro 30c タイヤを組み合わせました。また、Future Stem Pro、Expert Hover アロイバー、定評のあるBody Geometry Power Expert サドルも搭載しています。
※MY21年モデルより、Road Remoteを装備しハンドルから手を放さずにアシストモードの変更が可能になりました。
●Turbo Creo SL Expert EVO(NEW)
Turbo Creo SL Expert Carbon EVOは、S-Works モデルと同じFact 11r カーボンフレームを採用し、新しいFuture Shock 2.0も搭載しています。変速とブレーキを担うShimano Ultegra Di2は1x仕様で、リアディレーラーには11−42tのXTを採用。Roval C 38 Disc カーボンホイールセットには、路面を問わず高い安心感と速さをもたらすPathfinder Pro 2Bliss Ready 38c タイヤを組み合わせました。さらに、12度のフレア形状が特徴のAdventure Gear ハンドルバー、Future Stem Pro、50mm トラベルのX-Fusion Manic Dropper Post、定評のあるスペシャライズド Body Geometry Power Expert サドルで各部を固めています。
※MY21年モデルより、Road Remoteを装備しハンドルから手を放さずにアシストモードの変更が可能になりました。
●Turbo Creo SL Comp Carbon
Fact 11r カーボンフレームを採用したこのモデルには、Future Shock 2.0、1x仕様のShimano GRX グループセット、11-42tのカセット、Turbo Pro タイヤを履かせたDTスイス R470 アロイホイールを選びました。さらに、Future Stem ProとBody Geometry Power Sport サドルがそのスペックにより磨きをかけています。
●Turbo Creo SL Comp Carbon EVO
Turbo Creo SL Comp Carbon EVOは、Fact 11r カーボンフレームにFuture Shock 2.0、1x仕様のShimano GRX グループセット、Future Stem Pro、Body Geometry Power Sport サドル、DTスイス R470 アロイホイールを搭載。また、Pathfinder Pro タイヤ、ドロッパーポスト、フレア形状のハンドルバーも採用し、冒険にいつでも出かけられます。
●Turbo Creo SL Comp E5
軽量で剛性の高いプレミアムE5合金フレームに、Future Shock 1.5とShimano GRX 1xビルド、11-42tカセット、およびTurbo Proタイヤ付きDT Swiss R470合金ホイールを搭載し、Future Stem CompとBody Geometry Power Comp saddleを採用しました。
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