2022年11月19日、神奈川県小田原市にあるフォレストバイクで「Levo SL ライダーミーティング」が開催されました。
従来の概念を覆す軽快な運動性能をもつe-MTBとして登場したLevo SL。2020年の発売以来、すでに多くのユーザーが、超軽量な車体とモーターアシストによってもたらされる次世代のMTBライフを実践しています。
このミーティングはそんなLevo SLのオーナーが一堂に集まって親睦を深めようというもの。当日は4人のオーナーに加え、シクロクロスの元全日本王者、現在はスペシャライズドのアンバダサーとしてTurbo Levo SLを愛用する辻浦圭一さんもゲストで参加。ときおりジャンプもしつつ、アグレッシブなライドで一般参加者と共にライドを楽しみました。その模様をリポートしましょう。
初回安全講習(A-1講習)の様子
まずはコースに出る前に安全講習を受けるのがフォレストバイクのルール。午前中はブレーキの掛け方やギャップの超え方といった基本に時間をかけてしっかりレクチャーしてもらいました。Levo SLは、もっとも重量があるアルミフレーム仕様でも車体重量が20sを切っており、フルサスを採用するe-MTBとしては異例に軽量です。特別なテクニックを必要とせず、電動アシストのない一般的なMTBと同じようにライディングできます。
山の神トレイルの道幅が広く、連続したバーム
昼食を挟み、午後はコースに出てフリー走行タイム。フォレストバイクには最近「山の神トレイル」という新しいコースが加わりました。ここは道幅が広く、バーム(バンク)も大きいため、ビギナーでも爽快なダウンヒルが楽しめる素晴らしいコースです。しかし、起点までのアプローチは、いわゆるジープロードの坂道を自走で登る必要があります。途中には思わず泣きが入りそうな激坂もあるのですが、もちろんLevo SLであればまったく苦になりません。というか、起点へのアプローチはむしろ足休めの時間。皆さんほとんど休憩をとることなく走り続けていました。
縦の動きも楽しめる、山の神トレイル
普段だと、こういったシーンではノーマルMTBでヒイヒイ登る仲間に気を使ってしまいますが、この日は全員がLevo SLのため遠慮は無用。参加者同士でワイワイと談笑しながら激坂を上りきっておりました。 結局、この日は約3時間で計8本のライドを堪能。普通のMTBでは、よほどタフなライダーじゃないと難しいペースじゃないでしょうか。
山の神トレイルを下り終えたところにある、海まで見通せるスポット
ゲストの辻浦圭一さんはLevo SLシリーズの魅力について、次のように語ってくれました。
バームでLevo SLを自在に操る辻浦氏
「遊びの幅が広がりますよね。楽しくライドできるのはもちろんのこと、移動で体力を奪われないので他のアクティビティと組み合わせて遊ぶこともできる。例えば、僕はいまLevo SLで渓流釣りをやるのにハマっているんですよ。ポイントへ行くには車の通れない細い砂利道を7〜20qほど登る必要があるんですけど、そこをTurbo Levo SLでアプローチするんですね。徒歩だったらポイントに行くだけで1日がかりですし、MTBでもかなり体力を使う距離だと思いますが、Levo SLならば日帰りでも釣りを楽しむ余裕がある。他にもキャンプや、バーナーを持って湧き水を汲みに行き、天然水のコーヒーを味わったり等、色々やっています。速く、快適で、ローインパクトで、パンクにも強いLevo SLは様々なアウトドアアクティビティをもっと面白くしてくれるツールでもあると思っています」
Levo SLならジャンプも軽々
今回のミーティングのように、年齢やスキルの異なるライダー同士が同じフィールドで気兼ねなくライドを満喫できることも Levo SLの特筆すべき特徴です。Levo SLはMTBのハードウェアのみならず、遊び方やフィールド、仲間作りといったソフトウェアの面でも大きな変革を起こしているのです。
坂本仁義さん(60歳)
もともとロードバイクに乗っていましたが、Levo SLを手に入れたことで自転車ライフが大きく変化しました。やはり「下りも上りも楽しい」という体験は大きなインパクトがありました。まだMTBを始めたばかりで自信がないため専用コースを中心に走っていますが、各地のMTBコースへ遠征するのが、このところの週末の楽しみなんです。もう仕事もひと段落ついたので余生はなるべく多くの時間をLevo SLと共に過ごそうと思っています。
石野正徳さん(44歳)
昔、MTBに3〜4年ほど乗っていましたが、結婚を期に妻から「危ないことはするな」と言われ10年ほど自粛していたんです。しかし、昨年あたりからYouTubeでMTB系のチャンネルを見るようになり、我慢できなくなって復帰しました。昔と比べて体力が落ちており、楽もしたかったので今年購入しました。他車のe-MTBと比較してフレームが細身でスマートなところがLevo SLを選んだ理由です。当初は近所で乗るつもりでしたが、一度ダウンヒルコースを走ったら楽しくて。ゴンドラで登るのでLevo SLの意味があまりないなと思いつつ、今年だけで5〜6回は通っています。Levo SLは重心が低いのでダウンヒルでも安定していて走りやすいですね。
谷淳一さん(58歳)
MTBに乗り始めて20年以上になります。かつては休日になると仲間とトレイルを走りつないで遊んでいました。でも、ここ数年は当時より20sも体重が増え、加齢で体力も落ちてしまったことで、短い距離を一人で走ることしかできなくなってしまって。そんな状況に寂しさを感じていたときにLevo SLを試乗したら「これだ!」と思って購入しました。高価ですし、アマチュアでレースをやっていたプライドから「電動なんて」という先入観もあって1年悩みました(笑)でも、今は再び仲間と走れるようになって大満足です。Levo SLだとトレイルヘッドまで余裕をもってアプローチできるので、ライドの安全性にも寄与しますね。体力を使い切ってしまうと下りのときの集中力に影響しちゃいますから。
石永孝士さん(46歳)
MTBクロスカントリー競技をやっている小学生の娘に上りで付いていけなくなったことが購入のきっかけです。これまでブランクを挟みつつ通算10年ほどMTBに乗っていますが、Levo SLを手に入れた今は下りで体力を使い、上りながら回復するという真逆の楽しみ方になりました。Levo SLで感心するのは、これ1台あればトレイルライドやロングライド、ツーリング等、どんな用途にも対応できることです。私は舗装路でも走りやすいようタイヤをノブの低いものに交換していますが、これでツール・ド・東北に参加して100qほど走りました。予備バッテリーを使うことなく悠々完走できましたよ。ロードも持っていますけど、あまりスピードを求めなくなった私自身の変化もあり、最近はすっかり乗らなくなりましたね。
今ならLevo SL購入者対象にヘルメットとシューズをプレゼントするキャンペーンも2022年12月14日(水)まで開催中。
また、Levo SLを含むすべてのTurbo e-Bikeシリーズで金利無料/半額キャンペーンも開催しております。※24回まで金利無料。36、48回はスペシャライズドとお客様との折半となります。お支払い回数は最大48回まで可能となります。※開催期間は2023年6月30日(金)まで。
キャンペーン詳細はこちら
文・写真/佐藤旅宇
取材協力:フォレストバイク
神奈川県小田原市にある初心者から上級者まで、どんなレベルのライダーでも楽しめるMTBパークです。スペシャライズドの超軽量e-MTB、Levo SLの体験拠点として、Turbo Experience Stationの運営も行なっています。